昨日、3月31日、ジャパニーズウィークが開催されるかどうかで、バタバタしておりましたが、3月31日は近代スピリチュアリズムの誕生日、記念日と言われています。
1848年3月31日、アメリカ、ニューヨーク州の片田舎、ハイズヴィルという村に起こった霊現象(ポルターガイスト現象)を、多くの人々が目撃し、この世と霊界とが交信することが可能であるということが証明された日、ということで、この日が近代スピリチュアリズムの誕生日とされています。
それから、心霊研究というものがアメリカやイギリスでどんどん盛んになっていきます。
その後、イギリスの優秀なミディアムであった「エマ・ハーディング・ブリテン」女史は、霊界から訓示をもたらし、それがもとになって、
「スピリチュアリズムの七大綱領」が制定されました。
『The Seven Principles of Spiritualism』
1. The Fatherhood of God.
2. The Brotherhood of Man.
3. The Communion of Spirits and the Ministry of Angels.
4. The Continuous Existence of the human soul.
5. Personal Responsibility.
6. Compensation and Retribution hereafter for all the good and evil deeds done on earth.
7. Eternal Progress open to every human soul.
1901 The Spiritualists’National Union
和訳『スピリチュアリズム七大綱領』
1.神は全人類の父である。
2.人類はみな兄弟(同胞)である。
3.霊界と地上界との間に霊的な交わりがあり、人類は天使の支配を受ける。
4.人間の魂は死後も存続する。
5.人間は自分の行為に自分で責任を取らねばならない。
6.地上で行なったことは、死後、善悪それぞれに報いがある。
7.いかなる魂も永遠に進化する道が与えられている。
1901年 国際スピリチュアリスト連合 制定
*写真はSNUの「Pioneers of Spiritualism」というカードからお借りしました。
エマ・ハーディングさんがいなければ、この七大綱領はなかったかもしれません。ですので、エマはスピリチュアリズムの母と呼ばれています。
エマ・ハーディングさんの記念碑はAFCのお庭にあり、みなさんをいつもやさしく見守っているようです。