このお仕事をさせていただいていると、みなさんがいろいろなウワサ話や、“伝説”のような話、多くの誤解にしばられて、悲しんでいたり、我慢を強いられていたりするのではないかな?と感じることがあります。
前の記事のつづき・・・。
★亡くなってすぐの方とは通信できないという伝説(2)★
死後1年とか、四十九日経たないとミディアムシップのコンタクトが取れないと言われる “伝説”があるようです。
(私は一切そのように思っていないですよ!)
その理由はわからないけど、私なりにちょっと考えてみました。
1)お客様がまだ死別の悲しみの最中にいて、セッション中に取り乱されたらミディアムが対応に苦慮するから?
→ミディアムという仕事をしているのであれば、そのような状況もあり得るということで、これに困るというのでは、プロフェッショナルではないなーと思います。
そういうお客様やそういう状態が面倒だというのであればあまりに非情。
2)成仏できないから?成仏への道を妨げるから?あるいは、死後、仏様になった方がせっかくあの世に行っているのに、呼び戻されたらその旅路を妨げるから?
→これだと宗教観の問題ですので、私は何も言えないです。その宗教を信じられるのでしたら、それは尊いことだと思います。
お寺さんがいわれるなら、それはわかりますが、ミディアムがこれを振りかざすことにはなんだか矛盾を感じます。
3)ミディアムが自分でそう思い込んでいるので、ミディアム自身が自分のしごとに制限をかけてしまっている。
→死後、四十九日あるいは一年経たないと通信できないとミディアムが思い込んでいる場合、そうなる可能性が大いにあるかと思います。
ミディアムシップはミディアムだけがはたらくのではなくて、もちろん霊界も共にはたらきます。ミディアムシップをするときに、ミディアムとそれに関与するスピリットの間で約束事=ルールが決められていきます。ですので、ミディアムがそう思っている(またはそう習ったのでそれを信じている、というのも含む)とそうなる可能性があります。
で、たぶん、3番が多いかなーと思います。
ミディアムのみなさん、自分のミディアムシップに制限をかけているのは自分自身ではないでしょうか?!
※私個人の意見として発信させていただいています。どなたか特定の方のことを指摘しているのではありません。ミディアムシップのセッションは、しかしながらいつもそのときによって違い、多様性がありますので絶対はありません。ご了解ください。