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霊界にいる私のおばあちゃんのお葬式の時の話です。私は当時は小学生でした。
お葬式が無事に終わって、 親戚一同で お香典を整理していた時です。
香典袋の表書きに「クロイヌ」と書かれたものがありました。
親戚の誰もクロイヌという名前には心当たりがありませんでした。
当時のお葬式は、田舎だったのもあって、ご近所の人や親類の知り合い会社の人などたくさんの人がいろんな役割を手伝ってくれていました。 香典の受付も、親戚のものではなく知り合いの人がやってくれていました。
ですので、「クロイヌ」と書かれた香典袋を持ってきた人がどんな人物だったか、もはや知るすべがありませんでした。
親戚一同で数日ずっとそのことを考えていたようです。
クロイヌって誰…?
やがて私たちはひとつの結論に至りました。
おばあちゃんは元気だった頃、毎日やってくる野良犬にご飯をあげていました。
どこの犬とも分かりません。しかし毎日やってくる黒い野良犬にご飯をあげていたそうです。
私もおばあちゃんの家に遊びに行った時に、黒い犬がおばあちゃんの家の近くに来ているのを見たことがあります。
クロイヌは、野良犬ではなくきっと近所の犬だったんでしょう。
飼い主さんがどこからともなくそれを見ていて、おばあちゃんのお葬式の日にひっそりと香典を持ってきてくれたんだと思います。
でも飼い主さんはどこに住んでいるのかは、ハッキリとはわかりませんでした。
犬からも香典をもらうようなやさしいおばあちゃん。
霊能者であって、今の私の仕事を助けてくれているおばあちゃん。
今日はそんなおばあちゃんの命日です。