いきなりですが、
ミディアムシップ(霊界通信)には、物理的霊媒と精神的(心理的)霊媒があります。
少し前の時代は、物理的霊媒現象が多く現れ、実際に物理的・物質的に作用して、霊界が現象を起こして霊界の存在を私たちにわからせようとしました。
たとえば、40歳代くらいの人だったら、子どもの頃「心霊写真特集」なんていうのが、子ども向けの学習雑誌に載っていたり、テレビでもよく放送されたりして、見た記憶がある方も多いかと思います。
そんな心霊写真も、エクトプラズムという物質化現象で霊の姿を作り出し、それが写真に撮られたりしたものです。
それが、今の時代だったらどうでしょう?
心霊写真は、映像加工の技術、デジタル技術の進歩で、いくらでも偽物が作れてしまい、その信憑性や衝撃度は薄まってしまうと思います。
今でもテレビで時々、恐怖映像とか放送されていますが、ほとんど作り物だと思います。
でも、物理的霊媒現象はなくなってしまったわけではなく、いまでも、赤道直下の地域やブラジルなどでは、それらの現象が見られることがあるそうです。
しかし、たいていの国では、それらは、精神的霊媒現象に変わっています。
そんな中、今でももしかして、物理的心霊現象といえるのが、「サイキックアート」ではないかと、イギリスの先生がおっしゃってました。
「サイキックアート」は霊の似顔絵を描くものです。
私も、時々やらせてもらっていますが、見えた霊の姿を絵を描くことを通して物質化してみなさんにお見せするという点で、なるほど現在の物理霊媒かも・・って思います。
その絵を描いている最中は、一種のトランス状態(意識が普段とは変わった状態)になっているサイキックアーティストも多くいます。
私もそんなに深くはトランスに入っていませんが、一心不乱に描いているときがあります。自分で「こう描こう!」とか思わずに、手が勝手に動いている感じです・・。
サイキックアートや、その他のアートの可能性も追求していきたいと思ったりしているところです。