昨日の記事でダッチアクアというスタイルについて触れたけど
コメントで水草の選択が難しいって言う言葉を戴いた
有茎草といっても色々性質が違ってそれらを一つの水槽で管理するのは確かに選択に成功のカギがあるのかも
で、この水槽の使用水草を紹介
Aグループ
1:ポゴステモン・デカネンシス(根張りが強くて底床貧栄養可)
2:ポゴステモン・メンメン(根張りが強くて底床貧栄養可)
3:グリーンミリオフィラム(根張りが強くて底床貧栄養可)
4:ロタラ・コロラタ(根張りが強くて底床貧栄養可)
5:ベトナムゴマノハグサ(根張りが強くて底床貧栄養可)
6:ツーテンプルプラント(根張りが強くて底床貧栄養可)
Bグループ
7:トニナ(根張りが弱くて底床冨栄養)
8:スターレンジ(根張りが弱くて底床冨栄養)
9:ルドウジア・スーパーレッド(根張りが弱くて底床冨栄養)
10:ルドウジア・インクリナータ「サンフランシスコ」(根張りが弱くて底床冨栄養)
こうしてみるとAグループ(根張りが強くて底床貧栄養可)とBグループ(根張りが弱くて底床冨栄養)に大きく分かれていて、根っこの張り具合と肥料の要求具合の因果関係が面白いよね
そしてAグループにはほとんど底床に施肥をしないし、Bグループには差し戻すときに深くイニ棒を埋めて差し戻す施肥の方法をとっている
カリウムは基本的にイニ棒、窒素とリン酸はたまにブラインシュリンプを多めに投入して、それで補給している
配置はこんな感じ
配置の基本は葉姿と色彩で決めている
このほか実験的に植えているものや、アクセントで植えているクリヌム・アクアティカ「ナローリーフ」、虻夫からの貢物アヌビアス・バルテリーや前景を埋めるために植えているコブラグラスがある
こういう風に施肥の違う水草を同じ水槽で管理するのはやっぱり底床に栄養分が無くなってからでないとかなり難しいと思う
そしてそうなると成長の遅いコブラグラスやアクアティカ、アヌビアスの葉っぱにコケがつかなくなるというメリットも派生するのよ
「ソイル寿命の向こう側」に達したら挑戦してみてね
「ブラインシュリンプって肥料だったんだ!!」って思った方はポチッとしてコメントを・・・
「毎日やでっ!! 忘れんといてやっ!!」