学生時代、お世話になっていた恩師の訃報を新聞で知りました。
非常勤講師として教えて下さっていた先生の本業は、弁護士。
バリバリ魅力的なキャリアウーマン。
自信と愛に満ちあふれ、パワフルでエネルギッシュに働く先生に憧れました。
当時、女性は腰かけ的に事務員をして寿退社をする方が多かったのですが、私はそれを望んでいませんでした。
なので、先生のようになりたいと思っていたんです。
先生は「なにか困ったことがあったら、いつでもいらっしゃい！」と、よく声をかけて下さいました。
その言葉は在学中はもちろん、卒業後も心強く感じていました。
そして、働いている時にくじけそうなことがあると、先生を思い出して奮い立たせていたんです。
先生の存在は心の支えとなっていました。
弁護士さんにお願いするようなことがあれば、先生を訪ねてみようと思いつつ、もめ事等もなく今に至ります。
寂しいなぁ。
涙が出るなぁ。
でもね先生、卒業後もずっと【安心】を下さってありがとうございました。
私たちはもうしばらく地上で頑張りますよ。
天国でもハイヒールをカツカツいわせながら、「どうしたの？困ったことがあったら、いつでもいらっしゃい」って、言っている気がします。
ヨッシーより
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