メトロン星人の話
ウルトラマンセブンとメトロン星人が和解したらしい。
まぁどんだけ仲が悪くても、40年も経過したら普通は和解するよなー、
例え相手がタバコに地球人が発狂して殺し合いをする異物を混入して、地球制服を狙ってた相手だとしても。
あ、でも日本は60年経っても隣の国と喧嘩してるから、やっぱりテレビの話か。
メトロン星人ってのはウルトラセブンに登場した宇宙人で、「狙われた街」って話で登場した。
『狙われた街のストーリー解説』
発狂して人を殺しまくってる人間の原因が、駅前のタバコの自動販売機だと知ったダンは、そのタバコを入れてる奴を見つけるために道影で張り込む。やがてタバコを入れてる奴を発見して、そいつの後をつけるとそいつが実は地球制服しに来たメトロン星人だった!
そのメトロン星人のアジトに潜入したダンは、アジトでメトロン星人と対峙する!
さぁどうなるのか!?
『解説終わり』
こう書くとふつうのヒーローアニメに思われそうだけど、まぁタバコの自販機ってのはどうなの?って感じだけど、まぁまぁ許容範囲内だと思う。
ただ細かく書いていくと、アジトってのはボロボロのアパートだし、メトロン星人と対峙ってシーンもちゃぶ台挟んであぐらかきながらだし、あぐらかいたメトロン星人は「アンヌ隊員もアジトに呼んだらどう?」なんて言っちゃうフランクな奴だし、さらに暴力を好まず「地球を征服するためには、地球人の信頼関係を無くして地球人同士に殺し合いをさせて、その後する」みたいなことも言っちゃう奴。
けどなんだかんだあって、結局セブンに倒されちゃう。
何歳向けやねん!と突っ込みたくなる。
まぁウルトラマンセブンは大人向けSFらしいから、らしいっちゃらしいけど。
けどやはり当時のインパクトは強かったらしく、メトロン星人は6日行われた、「ウルトラセブン大賞」で最優秀宇宙人に選ばれた。
そしてその授賞式のなかで、メトロン星人とダン(ウルトラセブン)が和解した。
この和解をどう見るか・・・。
もうメトロン星人が改心したのか、それとも・・・。
『狙われた街』の話の最後のナレーションではこう言ってる。「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わりました。人間同士の信頼感を利用するとは恐ろしい宇宙人です。でもご安心ください、このお話は遠い遠い未来の話なのです。え?何故かって?我々人類は宇宙人に狙われるほど、信頼し合ってはいませんから・・・・」と
もう未来永劫信頼し合うことは無いから、地球制服は諦めたと考えるのが普通か。
皮肉な話ですなー。
最近駅でサイフを拾いました。塾の同期の人と一緒に居たのですけど、そいつは「パクりましょうよ。パクりましょうよ。」って言ってたけど、良心が痛むので駅員室に届けました。そしたら後日「ありがとうございました」って手紙が来た。
世界が僕と同じ考えの人ばっかりだったら、地球はメトロン星人に征服されちゃうなー。あ、タバコ吸わないから大丈夫か。
でも、引きこもりで対人恐怖症のやつばっかりだから、メトロン星人が何もしなくても滅亡してしまうな。