アレな人のブログ -105ページ目

第一回ジョッキーマスターズ

本日東京競馬場で全てのレースが終わったあと、

ジョッキーマスターズという、オークスやダービーの勝利してもう引退したジョッキーを集めてレースしたら盛り上がるんじゃねえの?って催しです。


シンボリルドルフでダービーを勝った、岡部。

アグネスフライトに乗って、弟分の武豊と叩きあいの末にダービーを制した河内。

去年、カワカミプリンセスでオークスを勝って同年引退して有終の美を飾った本田。


などなどが、セレモニーではあるが長い長い直線がある東京コースでしのぎをけずった。



競馬知らない人は「なんじゃそりゃ?」ではあるだろうが、

競馬ファンには最高のイベントだ。


実況の杉本清や、スタート台にのぼった柴田政人がさらに花を添える。


個人的には柴田もレースに参加して、直線早めに先頭に立って

「持ってくれ!持ってくれ!」と言って欲しかった。

(知ってる人は知っている、柴田政人がウイニングチケットに乗ってダービーを制したときに実際に言った言葉)



流石にレースは現役時みたいに激しくは無かったが、それでも見ごたえがあった。

ちなみにレースは、先行した河内が優勝。


最終レースが終わっても、このイベントが見たいためにリニューアルオープンした東京競馬場に居残った観客も大満足だっただろう。



ただ、ジブンは大満足とともに一抹の寂しさも覚える。

こういうイベントは、競馬ファンにしか楽しさが享受出来ないからだ。


JRAは必死だ。。。。



野球にも同じことが言えるが、競馬もバブルの頃と比べると、人気や売上は下降線の一途だ。

昨年まで現役だったディープインパクトの力を持ってしても、売上はほとんどあがらなかった。

思えばあのディープブームも、競馬ファンにしか享受されていなかったとさえ感じる。


昔は黙っていれば金が転がり込んできて左団扇だったJRAも、

必死こいてPR作戦に乗り出している。



今回のイベントもその一環だ。



だけど今回のイベントは、ファンの地盤固めにはなるかもしれないが、ファンの開拓にはとてもならない・・・。



競馬人気が下降線になって、地方競馬がバッタバッタと潰れてる。

もう少し斬新で刺激的な、ファン開拓のアイデアが欲しいと思う・・・。


でもJRAの職員って公務員だからなー。。。





あ、ちなみに今日の競馬は負けました。