第一回ジョッキーマスターズ
本日東京競馬場で全てのレースが終わったあと、
ジョッキーマスターズという、オークスやダービーの勝利してもう引退したジョッキーを集めてレースしたら盛り上がるんじゃねえの?って催しです。
シンボリルドルフでダービーを勝った、岡部。
アグネスフライトに乗って、弟分の武豊と叩きあいの末にダービーを制した河内。
去年、カワカミプリンセスでオークスを勝って同年引退して有終の美を飾った本田。
などなどが、セレモニーではあるが長い長い直線がある東京コースでしのぎをけずった。
競馬知らない人は「なんじゃそりゃ?」ではあるだろうが、
競馬ファンには最高のイベントだ。
実況の杉本清や、スタート台にのぼった柴田政人がさらに花を添える。
個人的には柴田もレースに参加して、直線早めに先頭に立って
「持ってくれ!持ってくれ!」と言って欲しかった。
(知ってる人は知っている、柴田政人がウイニングチケットに乗ってダービーを制したときに実際に言った言葉)
流石にレースは現役時みたいに激しくは無かったが、それでも見ごたえがあった。
ちなみにレースは、先行した河内が優勝。
最終レースが終わっても、このイベントが見たいためにリニューアルオープンした東京競馬場に居残った観客も大満足だっただろう。
ただ、ジブンは大満足とともに一抹の寂しさも覚える。
こういうイベントは、競馬ファンにしか楽しさが享受出来ないからだ。
JRAは必死だ。。。。
野球にも同じことが言えるが、競馬もバブルの頃と比べると、人気や売上は下降線の一途だ。
昨年まで現役だったディープインパクトの力を持ってしても、売上はほとんどあがらなかった。
思えばあのディープブームも、競馬ファンにしか享受されていなかったとさえ感じる。
昔は黙っていれば金が転がり込んできて左団扇だったJRAも、
必死こいてPR作戦に乗り出している。
今回のイベントもその一環だ。
だけど今回のイベントは、ファンの地盤固めにはなるかもしれないが、ファンの開拓にはとてもならない・・・。
競馬人気が下降線になって、地方競馬がバッタバッタと潰れてる。
もう少し斬新で刺激的な、ファン開拓のアイデアが欲しいと思う・・・。
でもJRAの職員って公務員だからなー。。。
あ、ちなみに今日の競馬は負けました。