ヒマラヤ山系クイズ | よっしーのブログ

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令和6年の黄金週間も後半に入りました。黄金週間なので今回は特別にクイズを出題したいと思います。

私が愛読する作家・内田百閒先生の「阿呆列車シリーズ」の第一作目の旅の終わり間近で、旅の相棒?「ヒマラヤ山系」こと平山三郎氏が百閒先生に出した問題です。

 

 

 三人で或る旅館へ行って、払いが計三十円だというから、一人十円ずつ出した。それを受けとった女中が帳場へ持って行ったら、サービスだといって五円負けてくれた。女中はその五円を客に返しに戻る途中、二円だけ頭をハネて、客に三円返したのです。客の方は三円返って来たから、一円ずつ別けて、一人の負担は九円。

 それで、一人九円で、三九、二十七円。それに女中が失敬した二円を加えて〆(しめ)て二十九円。実際には三十円出しているのに、一円足りないじゃありませんか。

 

 

問題が作られた時代は第二次大戦前のようです。さて、その一円はどこへ行ったのでしょう?

答えと解説などは後ほど投稿いたします。