イメージ 1
2014年8月29日
札幌駅に降り立ってまずは大通公園へ。
ここでマラソンの受付を済ませます。
マラソン当日はここがスタート&フィニッシュ地点になりますね。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
無事に受付を済ませてホテルへ。
昨晩は夜行バスだったので
ゆっくりと睡眠をとらねば。
スタートは明後日です。
 
 
イメージ 4
そして8月31日、北海道マラソン当日です。
大通公園はごった返しています。
 
イメージ 5
こちらがさっぽろテレビ塔。
マラソンスタート1分前になると
あの時刻表示がカウントダウン表示になるそうです。
 
イメージ 6
こちらがスタート地点になります。
果たして今回はどんなフルマラソンになってしまうのか。
体調的には厳しいものになるかと思います。
20km以上の長い距離を走る練習は
4月末から全くできていません。
特に東京の猛暑の中では厳しいですね。
そしてこの時期は
毎週富士宮で田んぼの草とり労働をやっているので足腰に疲れが溜まっている状態。
さらにこの素晴らしき快晴のイイテンキ。
今日の札幌の予想最高気温は27℃だってさ。
もう笑うしかないね。
とにかく5kmを30分くらいのペースでいければいいかなと。
なんとか完走できればいいかなと思います。
でもこのマラソンの制限時間は5時間。
油断はできませんね。
 
イメージ 7
居酒屋も営業に精を出してますわ。
確かにこのマラソンは走った後のビールが目的でもあるな(笑)
 
荷物を預けて、トイレに行って、Cブロックの列に並びます。
事前の申告タイムは静岡マラソンのタイムなので
結構前の方になりますね。
今年のフルマラソン参加者は13000人くらいだそうです。
 
開会セレモニーが終わって1分前。
テレビ塔がカウントダウン表示に変わり、
10秒前からみんなでカウントダウン。
そしてスタート。
スタート地点までは約1分くらい。
 
とにかくゆっくりゆっくりですよ。
すすきのを抜けて中島公園、
そして幌平橋を渡っていきます。
やっぱり周りのランナーは
今の僕より明らかに走力が上だな。
置いていかれる感覚だけどひたすらマイペース。
 
5km通過は27.01
こんなもんかな。
もう少し落としてもいいかもしれんが。
とにかく暑いね。
ずっと直射日光だからね。
コースはまた大通公園あたりに
戻ってくるのですが、
ここでしばらくトンネルを走るので
少し楽になります。
 
10km通過53.02
札幌駅近くを通り抜け
北海道大学の横を走って行きます。
暑い。
給水は欠かせませんね。
給水所では紙コップが散乱しています。
そして踏まれて粉々になった紙が
ランニングシューズや足に付着する
といった事態になりますね。
このゴミは問題になっているそうですが、
いざ走っていると
ゴミ箱の位置が認識しづらいですね。
給水所ゾーンの先にゴミ箱ゾーン
というかたちにしてみたらどうだろう。
ランナーには事前に周知しておけばいいし、
ゴミ箱ゾーンに
ゴミ箱の段ボールが並べて置いてあれば
走りながらでも捨てやすいし
投げてゴミ箱におさまる確率も高まる(ゾーンを設けてしまえば別にゴミ箱じゃなくてもいいかもね)。
ゴミを一部のゾーンに集積できるので
ゴミの散乱もある程度防げて
後片付けも少しは楽になるのでは。
なんて思ったけど
これだとまた別の問題が生じるかもしれないしなぁ。
とにかくゴミの片付けは大変です。
感謝するしかないです。
 
15km通過は1.20.01
直射日光はずっと続くし
徐々に苦しくなってきますね。
ふなっしーとか一反もめんを背負った鬼太郎とかチキンラーメンのひよこに抜かれて置いていかれます。
でもいろいろ身につけてたら
今日はキツイだろうなぁ。
給水では水を飲むだけじゃなくて
体に直接水をかけて冷やさないといけないのでね。
余力がまだ少しあるうちに
タバコ問題にも触れておかないとね。
やっぱり所々タバコ臭いですわ。
東京とは人口密度ってもんが違うし
この広大な大地だと喫煙者も大らかになるわな。
JR北海道の運転士が列車運転しながら喫煙して大問題になっちゃうのもしょうがないのかなぁ(しょーがなくはないけど)。
道民の喫煙者の方々も
多くの人が集まっていて
しかも走っているマラソンのような時は
沿道での喫煙は御遠慮いただきたい。
特にマルキサン商事の前あたりで
歩道に消火バケツを置いて
喫煙しながら応援していただいた方々、
それは応援ではなくて
毒煙攻撃という嫌がらせですぞ。
 
20km通過1.48.07
このあたりで折り返してきた先頭集団とすれ違います。
中間点は1.54.38
新川通りをひたすら進み折り返してきます。
いよいよキツくなってきた。
広大な大地に一直線の広い道。
降り注ぐ日光。
新東名マラソンの地獄が甦る。
北海道だけに空気は涼しげではあるんだけど、
やっぱり8月末の太陽なんだよね。
新東名の時は11月だったか。
気温は26℃だったけど
太陽はここまで厳しくなかったように思う。
 
25km通過2.18.04
1km進むのに時間がかかるなぁ。
長い距離走ってないとこうなるわけだ。
走った距離は裏切らないとよく言われるが体は正直だ。
やっと折り返し。
また同じ道を戻る。
 
30km通過2.50.21
新川通りはまだまだ続く。
このあたりになってくると
とにかく喉が渇いて仕方がなくなっていた。
補給で甘いものを摂取しているせいもあったが。
あんまりガブガブ水を飲むのはよくないなと思いつつも給水所ではもう止まらない。
反対車線には最後尾のパトカーが通り過ぎた。
はっきり言ってリタイアになったら仕方がないくらいの気持ちにはなっていました。
 
35km通過3.27.03
給水しながら水かぶりながら
ひたすら遅々と進むしかないのです。
5km30分ペースももう無理だ。
やっと北海道大学が見えてきた。
しばらくキャンパス内を走ります。
ここは樹が植えられているので
日光はだいぶ遮られますね。
でももう日光云々というより体力が限界です。
 
40km通過4.05.04
やっぱり4時間経っちゃったなぁ。
この辺にくると「もうすぐビール」的な応援が多くなってくる。
ここはサッポロだもんね。
ビールのためにもうひと踏ん張り。
 
フィニッシュは4.21.25
なんとか完走できました。
真夏のフルマラソンは
また別物の過酷さがありますね。
フィニッシュ時の気温は27℃でした。
実際にタンカで運ばれていく方を
2~3人は目撃しました。
昨年は熱中症で十数人くらい救急搬送されているそうです。
 
フィニッシュ後に貰えるペットボトルの水は一気に飲み干してしまいました。
記録証を受け取りまた給水と給食。
スイカがこんなにうまいと感じたのは生まれて初めてだな(笑)
 
汗を拭いて着替えて再びすすきのへ。
すすきのラフィラのフードコートにある
「海鮮丼の浦島」でエネルギー補給。
イメージ 8
おとひめ(3000円)をいただきました。
ごはんか酢飯を選べたのですが
酢飯にすべきだったかな。
ごはんの温度が高い。
それは今日の気候のせいかもしれないがね。
でも消耗しきっているしうまいに決まってるじゃないですか。
失われた塩分もぜーたくに補給できたかな。
 
イメージ 9
 
イメージ 10
この完走メダルは北海道出身の世界的な彫刻家
安田侃のデザインだそうです。
確か札幌駅にもこのオブジェがあったような。
 
イメージ 11
参加賞のシャツです。
今日の札幌はこれを着ている人がたくさんいますね。
 
無事に真夏のフルマラソンをこなすことができました。
次走は9月23日、103共走at東京学芸大学小金井キャンパスinウォーク&ランフェスタ2014の10kmです(大会名なげーな 意味わかんねーし 笑)。
この10kmも無理せず流して走るつもりです。
冬のシーズンに向けてのスタートですね。