バスで奥多摩湖まで来ました。
深山（みやま）橋で下車。
深山橋の向こうには
湖面にその姿をくっきりと映し出している三頭橋。
本日はここからスタートです。
青梅マラソン後は
さすがに疲労が蓄積していたので
ランニングはしばらく休みました。
久しぶりの本格的なランニング。
この度は奥多摩周遊道路を走ってみよう
という企画でして。
深山橋を渡って左折して
三頭橋を渡ったここが起点。
やっと春めいてきたとはいえ気温は４℃。
雪がまだあちこちに残っています。
寒い。
ちょっと厚着で走り始めます。
車はあまり通っていませんでした。
工事関係の車両ばかりだね。
崖補強や道路補強の工事をよくやってますわ。
しばらくすると体があたたまってきました。
ジャージを脱ぐ。
こんなかんじで１ｋｍごとに距離表示があります。
わかりやすくていいですね。
この先あたりから上り坂がキツくなってきます。
ジャージの分だけ背負う荷物が重くなりますね。
ま、そこまでの重りではありませんがね。
先日の東京マラソンの放映で
重りを背負ってフルマラソンのギネス記録に挑戦っていうのをやってました。
凄いことやるよなぁ。
足への負担は相当だろう。
トレイルランで好走経験があるランナーは
強いみたいだね。
８ｋｍ地点くらいで
もう１時間くらい経っちゃうな。
距離表示があるから
この道路でこのままマラソン大会できちゃうよな
なんて思ったけど
こんな長い上り坂走りたくはないな（笑）
休息をしっかりとっただけあって
走りにはまだ余力はあるけどね。
それにしてもよく工事をやってるわ。
逆に人目につく分ある意味安全かもね。
９ｋｍ地点を過ぎた先あたりに
月夜見第一駐車場が見えてきた。
風景を撮っているカメラおじさんがいるねえ。
眼下には奥多摩湖。
あの奥の方が水をせき止めている小河内ダムです。
走り進めるとさらに標高はまだ高くなっていく。
やがて檜原村へ。
まだ上りは続くね。
月夜見山って１１４７ｍもあんのね。
気温は０℃か－１℃くらい。
走っているからいいけど寒いわけだ。
雪なんて溶けるわけがない。
ちょっと山を甘くみていた。
風張峠に差しかかる。
枝は凍りついて白く輝いています。
その薄い氷の膜の向こうには
かすかに新芽が確認できる。
春はもうすぐそこまで来ている。
ここを過ぎると下りになる。
重力に身をまかせ軽快に走り進めていく。
１ｋｍごとの距離表示がやってくるのが
はやくなってきた。
たまに道端にお花やコーヒーの空缶を
お供えした跡が見受けられる。
事故死している人がいるってことだね。
車だけでなくバイクや自転車も
時々走っているからなぁ。
急坂急カーブでとばすと
危険な道であることは間違いない。
やがて都民の森に到着。
ここで水分補給して一休み。
なんだか腹もへってきたけどすぐに出発。
ひたすら下る。
次第に気温も上がってきている。
顔に感じる風にあたたかみがでてきた。
まさしく春の風。
でもまだ山奥だからさみーわ（爆）
終点が近づいてきた。
この九頭竜橋が終点。
起点から１９．７ｋｍ。
ここでランニング終了といきたいところですが
ここでは他に交通手段がないのでさらに走る。
数馬の湯で温泉に入ろうかどうしようか迷う。
でも少し枯渇状態で
いけるところまで走ってみよう。
ここからは本数は少ないけど
バスが走っているしね。
今のところ都民の森以外では補給していない。
飴だけは持っていたので舐めながら何とか走る。
さすがに急な上りと下りだったので足にきてるね。
相変わらず工事現場多し。
何度の片側交互通行に出くわしただろうか。
人里というところに辿りつく。
これひとざとじゃなくて
「へんぼり」って読むのね。
なにかお店やってたら食べちゃおうかな
という気になっていたのですが、
お店はほとんどないし
あってもこのシーズンは
お客があまり来ないからなのか営業してないねえ。
上川乗交差点にさしかかったところで
バス停を確認し気持ちが切れてランニング終了。
檜原村役場くらいまで行けたら
なんて考えていたものの
もう２５ｋｍ以上は走っているんだよな。
その後バスに乗って檜原街道を進む。
やれやれ檜原村役場まではまだかなりあるな。
東京都もなかなか広い。
十里木でバスを下りる。
秋川渓谷もいいところだよなぁ。
そして瀬音の湯へ。
登山やハイキングに来ている人も
けっこういるみたい。
以外にお風呂が混んでいた。
湯上がりにカフェせせらぎへ。
烏骨鶏の玉子かけごはんをいただく。
さすが黄身濃厚だね。
バスで武蔵五日市駅へ。
玉子かけごはんだけじゃ足りないよなぁ。
増戸大勝軒で中華麺を。
久しぶりだな永福町系を食べるのは。
それにしても麺の量が多い(^_^;)
麺はやわらかめでスープとの一体感重視かな。
走った後だとこのやわらかい麺がしっくりくるし、こういうラーメンもいい。
スープはうまいしね。
このやわらかめの麺が
麺カタ好きな人には受け入れられないようで
このお店の評価が分かれるところみたいだね。
ただやわい麺がデカい丼にたっぷりだからな。
後半の飽きにつながるのは否めない。
この量がこだわりかもしれないが、
４５０円くらいでハーフサイズの中華麺をやったら結構ウケると思うんだけどな。
とかなんとか言いつつしっかり完食（笑）
実は当初の計画では
奥多摩湖スタート瀬音の湯ゴールという
今考えるとかなり無謀なものだった。
いったい距離何ｋｍになんだろ。
でもいずれ走破してみたいなぁ。
紅葉の季節とかに。
車が多くて危ないかな。
とりあえず今日はおつかれさまでした。
（2015年 2月25日）