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こちらは先日の日本山岳耐久レース(2017年)
でいただいた参加賞の五百万石。
これはどぶろくを作るしかないのかなんて思ったけれども(笑)、よくよく見てみると・・・
 
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ごはんとして食べると楽しいよ~みたいなことが書いてあるではないか。
では炊いて食べてみるとしよう。
酒米はもちろん酒を作るための米だから、炊いて食べてもうまいわけないでしょという先入観があるわけでして。
でもこのように書いてあるなら少なくとも食べられないほどマズイってことは無さそうだ。
 
食用の米を炊くのと同じように、研いで水に30分くらい浸して土鍋で炊いてみた。
 
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香りはちょっとビミョーだな。
馥郁たる香りというわけではない。
ひとくち食べてみる。
新米のフレッシュ感に満ちていてうまいではないか。
もっと酸味的な味とかぼそぼそ感とか米の食味としてはマイナスな要素がどこかしらあるかもしれないなんて想像していたけどそんなものは無いね。
確かにもっちり感はあまりなくて豊かな甘みというのもあまりないが、このつぶつぶ感はいいね。
生米を見てみると中心部分が白いし、見るからにつぶつぶを感じさせるもんな。
これはがっつりとおかずとともに食べるべし。
 
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ごろごろと里芋の角切りでやたらと嵩増ししたでっかいハンバーグ(笑)とともにいただく。
ハンバーグ喰らって五百万石をグイグイ喰らう。
いいねえ。
このハンバーグにはチェダーチーズなんて仕込んでありまして、濃厚なうまみと五百万石の組み合わせはいい。
バター醤油のソースをあしらってありますが、このソースが米に馴染んでくるとうまいんだなこれが。
ソースに馴染んでも米の食感はそのまま生きているからね。
 
やっぱりうまいソースやスープとの相性が良さそうな気がする。
和より洋風の方がいいかも。
リゾットとかパエリアとか、インド料理のビリヤニとかでアレンジしても良さそうだな。
 
とにかく五百万石を楽しめることがわかって良かった(^o^)
 
どぶろくにしなくてよかったよ(爆)
日本酒は好きだけど酒豪ではないしどぶろくを作るまでの日本酒愛は無いしね(^_^;)
 
 
そして後日、また別の料理で味わってみる。
 
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麻婆豆腐を作り、通常なら片栗粉でとろみをつけるところだが敢えてとろみをつけずにスープのまま五百万石ごはんにぶっかけーーーーー。
うまーい。
これだよこれ。
麻婆豆腐スープに馴染んだ五百万石の食感の良さが生きるねー。
ふつうのごはんだとスープ吸ってすぐふやけてしまうだろうが、五百万石ごはんはすぐにそうはならない。
ちなみにこの麻婆豆腐は黒胡麻油でニンニクのみじん切りと豚挽肉を焦げ目がつくくらいまで炒め、ニンニクの芽、五香粉、隠し味に魚醤などを用いまして旨みと香ばしさを増強しております。
食べていて思ったのはユッケジャンクッパのようなスープごはんにしてもうまいだろうね。
 
まだまだ五百万石米は残っているので次はどうやって食べようかな。
楽しみは広がりますな。