4月です。
ペレット状の鶏ふんをまいて耕しているところです。

このあとまた緊急事態宣言が出されるみたいだな。


5月半ばです。
田んぼの周りに草が生えてきてしまっているので
鍬で軽く掘りつつ草とり。
あとは水路の整備。
ところで5月になってから富士宮にクマが出没してるんだよね。
夜に人も車もほとんど通らない林に囲まれた道をジョギングすることがあるので注意しないといかん。
神奈川県ではニシキヘビが逃げてニュースになっているけど、
クマの方が怖いわ。

田んぼに水を入れると毎年毎年のことだが
またゴミが流れ込んできた。
川にゴミを棄てる奴は
はやくこの世から消えてくれ。


田んぼを掻き回している最中に
なんか違和感が・・・
げっ、はずれてる。
トラクター故障(;o;)

借りたトラクターでなんとか乗り切る。

6月に入って田植え。
ここでもトラブル発生。
急に田植え機からガチャガチャと
ものすごい異音がして
苗を植えなくなってしまった。
苗をつまみとる部分に小石が入り込んでいたのが原因。
苗床の土に小石が紛れ込んでいたのだろう。
その後もチョークレバーを戻し忘れていて
エンジンがかからなくなってしまうという
ミスをやらかしてしまう。
田んぼの水の調整は相変わらず難しいし、
タバコの箱や吸殻やペットボトルなんかの
ゴミが流れてくるし(`´)
(本当に川にゴミを棄てる愚民ははやく死んでほしいわ)
あーイライラする。


なんとか6月半ばまでに
田植え機で植えられるところは終了。
あとは手植えだ。

苗がある程度育ったら
昼間水を切って夜間に水を入れる。
なかなかそこまできっちり
うまくはいかないが、
できる範囲で。
とにかく水が冷たいので、
時々切らないと苗が大きくならないね。
7月下旬~8月上旬くらいに中干し。
8月下旬には穂が出始める。
水をたっぷり入れる。
でも雨の日が多い。

あとはひたすら草取り。
9月になるも相変わらず
雑草とひえはすごい。
小型の歯を取り付けた草刈り機で
稲の間を刈る。
幾分草取り作業が楽にはなるか。
少々稲を刈ってしまうこともあるが、
もー気にしない(笑)
草刈り機を使える期間も限られるかな。
稲穂が垂れてくると無理かも。
とにかく稲刈り機の使用に
支障がないくらいに
雑草を刈ることができればいいだろう。

草取りは続く。
肥料を与えたせいで雑草もよく成長しているような気がしないでもない・・・

稲の生育状況もあまりよくはないか。
肥料を与えたことによりバランスが崩れているように見える。
雑草の成長を促してしまっただけなのでは。
無農薬ならば無肥料にして自然栽培に
徹した方が面白みがあるのではとも思う。
たとえ収穫量が落ちてもね。
そもそも肥料をまいた手間の割に
収穫量がそんなに増えてないだろう。
おそらく今年は特に。
収穫量に変にこだわりはじめると
人間本位の考え方に偏り
自然の摂理に反するようになっていくのが
世の常でもあるか。

10月は稲刈り
トラクター故障の影響で耕し不十分だった
田んぼはやはり雑草がすごかった。
草刈り機ですべて刈って
後で稲を拾う
今年の収穫はかなり少ない。
まぁ、こればかりは仕方がないね。
雨が多かった8月の天候の影響も
大きかったのかも。
農業は常々天候に左右されるもの。
豊作が続くなんて珍事なのかもしれない。

脱穀機にも不具合が生じる。
我々が使用するはるか前に
取り込まれていたであろう
異物の金属部品が出てきたり、
ネジ等がゆるんでいる箇所から
籾が地面に落ちてしまっていて
袋に収納されなかったり。
ここでも収獲量が減ってるな(笑)

そして籾摺機もエンジントラブル発生。
キャブレターがガソリンに浸っていて
機能していない状態。
キャブレター自体が古いままではあった。
だが結局はエンジン出力と籾摺りにかかる力の
バランスの問題だったようだ。
籾が詰まらないように注意するしかない。
いろいろとトラブルは重なる。
それと籾摺をやる場所には
他の農作業をやっている人がいるのだが、
とても気さくで顔色の悪いニコチン中毒者の
じいさんがいるんだわ。
タバコを吸いながら話しかけてくるんだわ。
悪い人ではないのだが本当に嫌になる。

いろいろと嫌になってくる。

トラブルに対処しつつ
体を壊さない程度に
精神的に参ってしまわない程度に
出来る範囲でやっていくしかないね。
出来なければ諦めればいい。
もうそういう境地に達しつつある。