私が嫌煙体質になったのは過去にも記していますが
かつて場外馬券売場で副流煙を許容量を超えて
吸い過ぎたのが主な原因です
少しでも副流煙を感じると猛烈な不快感に襲われます
 
今回はそんな嫌煙者の生活ぶりや行動パターンなどを
セルフウォッチングしてみます
 
まず家を出ると警戒するのが歩きたばこ
歩行喫煙者の後ろは歩かないようにします
自分の方が歩くのが速ければ追い越します
または違う道を行きます
自転車に乗りながらの喫煙者に対しては
歩く側を変えたり道を変えたりするしかありません
路上喫煙禁止区域だと歩行喫煙などは当然禁止です
そのことをわかっている喫煙者もいます
そういう人は道の隅の方で立ち止まって
申し訳なさそうに喫煙していたりします
哀れだなと思いつつ離れたところを
そそくさと通過して行きます
 
信号待ちの時に
喫煙者がたばこを持ったまま近づいてくると
とにかく少し離れます
なるべく風上にポジションをとります
そして信号が青になったら喫煙者よりも先に渡ります
困るのは信号を無視して先に渡っていく歩行喫煙者です
そういう時は仕方がない
死ねばいいのにって心の中で思うしかない(笑)
 
駅の近くに行くと
ニコチン補給に追われている喫煙者がいますね
もちろん距離をおいて通過
呼吸を止めながら
 
電車を降りて駅を出るやいなや
禁断症状に耐えかねて
喫煙者がふかし始める場合があります
ライターの音を聴いたらすかさず反応し
煙の発生元を確認
即退避です
 
よく駅の近くや商店街に喫煙所が設けられています
空間が隔離されておらず
環境に放出しまくっているタイプが目に付きます
とにかく距離をおいて
風下だったら呼吸をなるべく止めるしかありません

飲食店については禁煙のお店ばかりを探して利用しています
終日禁煙で入り口に灰皿も置いてない方が望ましい
食後の喫煙者とはなるべく距離を置きます
喫煙者は食後にほぼ100%に近い確率で
喫煙したくなるからです
 
特に我慢をしなければならないのは
たまにある飲み会ですね
居酒屋で禁煙のお店は少ない
喫煙者は寄りつかないので
現状としてはなかなか経営が難しいかと思います
ということで居酒屋では
なるべく喫煙者の隣には座らないようにしています
そしてたばこの臭いが
一時的に染み付いてしまってもいいような服装にしてます
飲み会が終わって帰宅したら
すぐ服を脱いで洗濯機へ放り込みます
こまめに洗濯できない上着などは
ファブリーズ、ファブリーズ、ファブリーーーズ!!
 
夜間は路上喫煙禁止区域でも結構歩行喫煙者がいます
酔っていたりすると気持ちは緩みますし
とにかく避けるしかありません
 
部屋にいて窓を開けると
副流煙が流入してくる場合があります
酷い時は窓を閉めるしかないです
副流煙の嫌なところは窓を閉めても
しばらく臭いが残って不快感が継続するところです
窓を開けて換気すると新たな副流煙が流入したりするし
 
ジョギングしている時は
有酸素運動中なので当然ですが呼吸が深い
ここで副流煙は絶対嫌です
この場合も対策としては避ける以外ないのですが・・・
前方に喫煙者を確認したら走るコースを変えますし
やむなくすれ違う時はその瞬間に息を吐きますね
あと運動場やトラックなどがある大きな公園などは
たくさんの人が運動しています
東京は路上喫煙禁止になっている所が多いので
喫煙者も公園に集まってきてしまう傾向にあります
運動公園で喫煙されるのも迷惑極まりない
普通の公園も子供たちが遊んでいたりするわけなので
全面禁煙にすべき
となると喫煙者にとっては気の毒なことに
本当に喫煙場所が無くなってきますね
 
新幹線を利用する時は
必ず喫煙車からは1両以上間をおきます
喫煙車の隣の車両はそこそこ汚染されているからです
非常に残念なのは売り子の綺麗なお姉さんがたばこ臭い時
喫煙車を通過してくるから仕方がないのですが
お姉さんのいいニオイが台無しです(笑)
そして酷いのは
お姉さんが受動喫煙を強いられている
という現状であります
できれば喫煙車は車両間を行き来できないように
最後方とかに隔離して
喫煙者は自販機だけで済ませて貰いたいものです
新幹線から降りてホームを歩く際は
喫煙車の近くは臭うので避けて通ります
そして意外や意外
運が悪い時ののぞみN700系指定席が最悪だったりします
N700系はご存知のとおり全席禁煙で
一部車両に喫煙所が設けられいます
指定席なのでもちろん決められた席に
座らなければなりません
隣がヘビーな喫煙者だったら・・・
しばらくするとな~んかイライラしているのが窺えます
そして席を立ち喫煙所へ
戻ってくると新鮮な副流煙をまとって戻ってくるので臭い
これを何度も何度もやられると
こっちまでイライラしてきます
これが指定席であるが故のつらさです
こんなことならいっそのこと
喫煙車を用意してやれやって思ってしまいます
 
空間が隔離されている
一見閉鎖的な喫煙所があったら
なるべく近寄らないようにします
喫煙者が出入りの際に煙は漏れていますし
喫煙後の喫煙者の呼気には
しばらくの間有害物質が含まれています
ちゃんとした喫煙所でも周囲は汚染されているのです
 
悪気はないんだけど
喫煙しながらフレンドリーに話しかけてくる人
も困ったものです
そのシチュエーションによっては
露骨に嫌な顔をしてしまいます
なかなか喫煙者とは友達になりづらいですね(笑)
 
と ここまでしつこく記すと
特に喫煙者から見たら「頭オカシイんじゃないの?」
と思うでしょうが
嫌煙者というのは
日常の些細な場面で副流煙を避けるのに必死なのです
風下を避けるのは鉄則です
放射能汚染から逃れるのと同じですね
余談ですが最近の東電の会見からの情報によると
今でも福島第一原発からは
1日に240億ベクレル以上大気への放出があるとのことです
セシウム牛が騒動になっていますが
福島の北部はもちろん宮城 岩手 山形あたりは
風向きからして徐々に汚染されつづけていたと
考えるのが妥当ですね
秋からは風向きも変わります
福島南部から関東地方が
徐々に汚染されていくことになりそうです
 
おっと 脱線してしまいましたが
嫌煙者は放射能と同じように
副流煙を有害視しているということです
副流煙は目にも見えるし臭いも感じるから
とてもわかりやすい
周知のとおり喫煙者が直接吸い込む主流煙より
拡散する副流煙の方が
3~4倍(諸説あるようですが)有害だと言われています
副流煙には数十種類以上もの有害物質が含まれています
代表的なところではニコチン タール 一酸化炭素など
副流煙は多種類の発癌性物質の集合体なのです
 
こんなものは吸わないに越したことはありません
私はこれでもまだ耐性がある方かもしれませんが
「ただちに影響がある」人もいるのです
化学物質過敏症や受動喫煙症の方などは
副流煙を吸うとすぐに発作的な症状が出てしまいます
 
この問題は喫煙者の制御不能な禁断症状と
嫌煙者の受動喫煙拒否権とのせめぎ合いなのです
 
嫌煙者はあまり喫煙者に対して
攻撃的になるのは好ましくありませんが
副流煙を吸わされたくないという意思表示
もしくは退避を遠慮なく心がけていくべきだと思います
 
全く自分に関係のない副流煙を拒否するのは
至極正当な権利なのです
(2011年7月のメモ)