音楽に酔いしれた高揚感からなのか、
気が大きくなっていたかもしれないけど
市電「山鼻西9条電停」から、徒歩3分ほど。
普段なら気後れしそうな京風の佇まい
まだ6時前だったからか、開店前だったり、
予約でいっぱいの店を覗いた後だったので、即決
店内にはカウンター席のほか、
テーブル席や奥の方に座敷の個室があるみたい
高級感漂うカウンター席でアウェイ感
でも、たまにはいいか、ボクもいい大人なんだし…
料理に真剣に向き合うご主人は眼光鋭く、愛想なし
おすすめメニューには値段がありませぬ
ご主人には話しかけられそうもないので、お姉さんに相談。
ビールもおしゃれなグラスで提供
2時間以上も我慢していたので、格別です。
BGMのジャスに交じって、時折、市電の音
開店直後のご主人が忙しそうに手を動かしていたのは…
このお通し膳を用意していたからなんですね
左下の空席が気になりますが、スモークタン、もずく酢、
牛蒡、南瓜、大きな豆の炊き合わせ、飯寿司のようなもの
特に説明はありませんが、これをつまみながら、
頼んだ料理が出てくるのを待つという趣向なのかも
5分ほど遅れて出されたのが
空席に納まるはずだった茶碗蒸し
上品なお出汁が効いて、なめらかな舌触り。
「お刺身盛り合わせ」
おすすめを、適当に盛り合わせていただきました
鮪中トロ、平目、カニ爪、蛸、隠れてたのは鮑
休みの前の日だし、お刺身とくれば…
背伸びして、普段飲まない日本酒を
愛知のお酒「長珍」は、ほんものの濃醇旨辛口。
酔いが回るにつれ、だんだん落ち着いてきました
「里芋五目あんかけ」
お隣のマダムたちが頼んだのと同じものを
つぶした里芋の表面を炙ったような団子が香ばしい。
とろみのあるあんかけが実にいいお味☆
こういうのを、京都ではおばん菜って言うのかな
「とうきび天」
お姉さんにおすすめされただけあって…
カリッ、サクサク、ほんのり甘い☆
塩でも、天つゆでも合いますね
笑わない男なのかなと思ったご主人も、
常連の方にはそうでもない笑顔を一瞬チラリ
2007年(平成19年)オープン。
すすきので20年続いた「居酒屋でんでん」が移転。
外れのない和食をゆったり味わうにはもってこいの雰囲気
それにしても、キタラにくるのは3年ぶり
海外からの若きアーティストたちを
迎えての本来的な開催も3年ぶりだったんですね
生音はやっぱり違いますね
PMFオーケストラのみずみずしく躍動的な音楽が、
乾ききっていた体に染み込み、潤いを与えてくれます
演奏中くらいノーマスクで聴けたら、もっといいのに
や
をいただけるようになるのは、
いったい、いつのことになるんでしょうね
札幌市中央区南9西6
おばん菜 さけ 田
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