昨日もそばだったけど、今日もだって。
しからば、ある人の情報で行きたくなってたあの店へ
曙通からちょっと入ったところ。
コートでは だれでも ひとり ひとりきり
情報によれば、この辺のはずなんですけどね~
「どなたも気軽に食事できます」
じゃあ、テニスしなくてもいいんですよね
食事処って書いてあるから、間違いないはず
でも、中に入っても、ロッカーのある休憩室だけだし、
飲食店の気配がまったくない空間
もしかして、この階段
階段を上がった先には、山小屋風の店内
カウンター席のほか、ベンチみたいなテーブル席が3つ。
先客は、熟年のカップル1組だけ。
メニューは、ご飯もの…
とりめしはやってないのかな
そばもあります
お目当てのものもあるけど、皿そばも。
セットや一品ものまで
「つくし丼って何ですか」
後から来たカップルが聞いてたけど、
「だし巻き玉子をベースに、いろんなものをのっけてます」
ざっくりした説明のお父さん
やっぱ、初志貫徹でおすすめかな
「こちらは、温かいそばになりますけど」
しまった、冷たいのもあると思ったけど、引き返せない
「ちょっと、時間かかりますんで」
ご夫婦でやってらっしゃるのでしょうか
BGMは、なぜかキリギリス
夏の終わりを告げているかのよう。
コートを眺めているうちに、30分近く経ってたとは
「天もりそば」 980円。
鬼嫁のは、天ぷらの存在感がはんぱない
ピンク色の塩を付けていただく、本格派みたい。
表の幟には、
「音威子府 咲来産蕎麦」 って書いてあったけど
おそばが少なかったので…
後から、追加のそばを出してくれました
「天丼と鶏塩そば」 1380円。
ボクが頼んだのは、欲張りメニュー
ほぼ同じ大きさの二大丼に、漬物と梅肉が付いてきます。
一面小葱に覆われた丼に、そうこれこれ
初対面は、もう10年前くらいになるでしょうか。
道北の遠征からの帰り道、美唄に寄って食べた記憶が…
今、走馬灯のように蘇ります
それをコートを見下ろしながら、いただけるなんて
そばには、これといった特徴はないけど、
スープとの相性を考えてのことかもしれませんね
そのスープは、思ったより塩気が強くなく、
鶏のお出汁がやさしく、あっさり味☆
ほどよい弾力&臭みのない鶏肉がごろごろ
そばとネギと絶妙に絡み合い、永遠に食べてられそう。
気さくな店主のおすすめに従って、
黒七味が味の輪郭がくっきり引き締め…
梅肉を加えたら、さっぱり爽やかに味変
セットには思えない存在感のある天丼
サクッと揚がったエビや野菜はてんこ盛りだし、
秘伝のタレが底までしみて、ご飯がススム逸品
気づけば、塩そばのスープも完汁
もう少し涼しい時に食べたかったけど、
汗をかいた後の塩分補給にもいいかもね
「以前、美唄でやってられたんですか」
「はい、これを開発したのは私なんです。
でも、人気が出すぎて…」
身体をこわしたこともあったそうですが、
気さくなご主人は、50年の経験を持つ和食職人とな
2016年(平成28年)のオープン。
2005年に美唄で開店した後、大通ビッセや円山にも展開。
でも、元祖美唄塩そばを食べられるのは、今やここの日中だけ
札幌市手稲区曙9-2 あけぼのテニスクラブ 2F
お食事処 つくし
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