焼きにこだわった鶏も激旨な琴似の老舗鰻屋 | 札幌発 B級グルメ放浪記

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いつか行きたいと思っていた琴似の店に行くことに


地下鉄東西線「琴似駅」から、徒歩5分ほど。
琴似栄町通から旧5号線を曲がると、道なりに見えてきますが、
正面が細い路地に面しているので、ちょっと分かりずらいかも




おまけに、暗がりなので余計分かりにくい。
でも、札幌では珍しく、江戸情緒を感じさせる和で粋な店構え。
土用の丑の日じゃなくたって、いい~んです



中に入るなり、煙のいい香り :*:・( ̄∀ ̄)・:*:
こじんまりとした店内には、カウンターとテーブル席に6人の先客。


予約していたテーブル席に我々4人が加わって、ほぼ満席状態に (^_-)☆



少数精鋭のお品書きには、値段もありません (;^_^A
でも、記念日だから、思い切って奮発しちゃいます。




瓶ビールで乾杯
コースターを見て、してやったり (b^-゜) 



突き出しの冷や奴も到着。

ほどなくして、予約しておいた料理も運ばれてきました ≧(´▽`)≦



「新子焼」 推定2000円。
食べやすいように切り分けられています。
すごいボリュームですが、4人で食べるにはちょうどいいくらい。

若鳥の半身を生から炭火でじっくり焼き上げるので、かなり時間がかかるんだとか。



この焼き色、たまりませんな~
皮はパリッ、中はジューシー

塩加減が実に絶妙~☆



「うなぎの白焼」 推定3000円。
蒸さずに、炭火でじっくり焼き上げた関西風のうなぎ。

わさびとタレを付けて…



焼き加減が絶妙で、皮目の焦げた苦みと、ふっくらとした身が

めっちゃうまいやん (≧▽≦) ←コメントまで関西風(笑)


炭の香りがたまらないですね~

一見こわもてのご主人は、焼き台で黙々と炭火を見つめています。

女将さんの話によれば、鰻の仕入れ先よりも、焼きが命だとのこと。
備長炭、それも土佐備長炭100%と、炭にまでこだわっているんだそうな φ(.. )




肝吸いと漬物が出てくると、いよいよメインの登場



「うな重」 推定3500円。
見るからに食欲をそそる照り。
松竹梅などといったグレードはありません。

皮目が香ばしく、身はふっくらとして、口の中で…

あっという間にほどけてく~ (☆。☆)




タレの味はあっさりめで、うなぎ本来の美味しさを引き出します。
追加のタレなど使わなくても、ちょうどいい。

思わずほころぶ顔と顔…




気がつけば、我々が最後のお客に




カウンターには、有名なアスリートの写真が飾ってあります。
先代は、日本スケート連盟のスピード委員長も務めた方だったんですね~





1934年(昭和9年)すすきので創業し、その後、
1967年(昭和42年)に現在地に移転して80年になる老舗店。
伝統を受け継いだ三代目のこだわりの味を求めて、
遠くから足を運ぶ人もいるそうです 
\(^_^)/




一夜明けると、一面真っ白。
近くを通りかかったので、あらためてパチリ


昨日のことを思い出すだけで、ニンマリ (^~^)
日曜はお休みですが、それ以外の日はランチもやっているみたい。



これが、ホントのおいしんぼ。
ところで、「名代」って、どうしたら名乗れるんでしょうね




札幌市西区琴似1-7
  名代 志んぼ

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