8歳で両親と死別。天涯孤独な男の成り上がり人生 -35ページ目

8歳で両親と死別。天涯孤独な男の成り上がり人生

8歳で両親を亡くし、兄弟や親戚も居ない孤児。人生のどん底を味わい、天涯孤独で生きるしか道がなく、頼れるのは自分だけ。何もない孤児でも弁護士事務所を開業出来、他の事業している、その状況の中『失明宣告』を受けて心の中の葛藤を綴っています!!

私も産まれたときには

泣いてることを喜ばれたのだろう・・・

私の泣いている姿を見ながら

元気な赤ちゃんと喜ばれたのだろう・・・

もちろん記憶にはない。


いつしか泣くことを「悪」と決めつけられて

虐待されるようになった。

8歳の4月から・・・

それからは人前で泣くことを辞めた。


いつも

トイレや・・・

布団の中・・・

誰もいないところで声を押し殺して泣いた。

私の中の「喜怒哀楽」が壊れていった。


8歳の4月から・・・

「能面」の様な無表情な顔となった。

そうなると可愛げのない子供と更に虐待を受ける。

「愛情」というものを受けることが無くなった。

それが「当たり前」と受け止めて

生きることしか出来なくなった。


それでも・・・

いつか見返してやるという気持ちだけで

がむしゃらに・・・

浅はかではあったが子供なりに考えて


夏は公園で・・・

冬や雨の時は

アパートのごみ捨て場や

公設市場のトイレで

丸くなって野宿をして生きて来た。


「絶対に負けへん!」

これが私のモチベーションだった。


ただ・・・

保護者がいないので働きたくとも

働くことも許されない。

「生きる」ことを工夫するしかなかった。

それしか生きる術はなかった。


私のその頃の唯一の願いは・・・

とにかく早く大人になりたかった。

「生きること」これだけで精一杯・・・


「遊ぶ」とか・・・

「恋愛」をすることなど

考える余地さえ全くなかった。


だから私は23歳を超えるまで

遊びも・・・

女性と話したり・・・

女性とデートするなど

全く出来る状態ではなかった。


何度も・・・何度も・・・

つまづいたり・・・

転んだり・・・

死にたい・・・

と子供の頃から考えて来た。

今の様にネット社会ではなかったので

「情報」は全くと言っていいほど無かった。


だからこそ・・・

物事を深く考えるようになった。

過ちや・・・

失敗も・・・

くり返したおかげで

少しずつだが・・・

人のやることを

暖かい眼で見られるようになった。


何回も追いつめられたおかげで

人間としての自分の弱さを嫌というほど知った。


騙されたり・・・

裏切られたりしたおかげで

馬鹿正直で親切な人間の暖かさも知った。


そして・・・

身近な人の「死」に逢うたびに

人の命の儚さと・・・

「今」ここに生きていることの尊さを

骨身にしみて味わっている。


それでも

何度も・・・何度も・・・

挫けそうになる。


こんなのは治療とは言わない・・・

拷問やないか・・・

子供の頃に夢見てた大人になってからも

苦しまないといけないのか?


もちろん・・・

「明日」が来るための治療なのは

頭では判っている。

それでも・・・

負けそうにはなる。

今日もキツいな・・・

いっそのこと

ずーっと麻酔で意識がなければ良いのにな・・・