こんにちは、ゆなつです。
本日もブログにお越しくださり
ありがとうございます。
私のストーリーとして
結婚〜離婚〜退職〜現在までを書いています。
自分史としてその時の思いを思い出しつつ
その経験で感じた事を綴っております
今まで私が歩いてきた道のり(ストーリー)をお伝えしています
前回、前々回の私のストーリーにもありましたが、私は極力元夫とのコンタクトを取り続ける事をしていこうと思っていました。
次女の受験、長女の現状、などをLINEで綴った会話のままでアップしていきます。
そして元夫に現状を知らせた長い文章は、その後、事情の変更で再度調停を起こした時に、調停員や調査官に対して説明するのにとても役立ちました。
私からのLINEが既読になっているという事は、元夫に長女や次女の状況を逐一報告していたという事になり、
どんなに元夫がそんな事知らされてなかったと言っても、知らぬ存ぜぬが通らないという事を表しているのです。
私から元夫へ…
3月末に、次年度の学費をよろしくお願いいたします。(全寮制フリースクールの学費)
長女の検査結果についてもお話ししたいのですが、お時間ありますでしょうか?
私がいま休職になっている理由をあなたはお分かりでしょうか?
こちらは、あなたからのLINEがあればその日のうちに返信していますが、
でもそちらからはすぐに返信はありませんね。
こういうコミュニケーションの不足が今までの私と娘とあなたの関係性を悪くしている原因です。
しかし発達障害の勉強をしているとあなたの事も分かるのです。
私からの問いや意見に関しては自分が責められているように感じたり、またどう返事をしたらよいか困ったりするのでしょう。
問題から目を背けたり問題にきちんと向き合えない傾向がありますよね。長女もあなたに似ているのです。
発達障害は脳の機能障害です、生まれつきのものです。
育った環境や育て方は関係がありません。
現在は発達障害の分類を自閉症スペクトラムとADHDに分けています。
ちなみに長女は自閉症スペクトラムと診断されました。
そして発達障害は遺伝性でもあるのです。突然変異というものではありません。
はっきり診断のついた人とそうでないグレーの人を合わせたら、今や20〜30人に1人いるほどです。
あなたもそうかもしれないし、あなたの両親、親戚にもいるのかもしれません。
そして、私の両親もそうかもしれませんし、祖父母にいたのかもしれません。
いずれにしろ世の中にはたくさんいるという事です。
大切なことは自分がどういう人間で何が得意で何が苦手なのかを知る事です。
長女と一緒にいると、とてもよく分かるのですが、曖昧なニュアンスの言葉は理解できません。
そして買物をする際の簡単な計算も苦手です。
はた目に分からないのは本人がわかったフリをしているからです。
さらに耳からの情報を得難い特徴があります。
目で見る情報処理の方が得意です。
そういった事から大切な話をする時は文章にしないといけません。
要するに仕事をしていく上で困ることがあると言うことです。
『今日中にやっておいて』ではなく、『今日の14時までに仕上げて』と言わないと伝わらないと言うことです。
この障害の人にとっては【今日中】というのは曖昧なニュアンスということです。
長女も本当は学生時代、先生の言う事や友達の言うことについて行けず相当苦労したのだと思います。
そして自信をなくし、だんだん自分の殻に閉じこもり、ひきこもりになっていく。
そういった経緯だったのだと思います。
長女のことを分析しますと、
得意な事は時間を忘れ没頭できる。決められた順序を守ってコツコツとやる、といったよい面があります。
それを活かせたのが、郵便局のはがき仕分けです。
今のところ彼女にとって唯一の自信をつけられる仕事です
仕分けといっても、
①何区、何区、というように大まかに分ける仕事。
②何丁目何番地まで細かく分ける仕事。
この2つがあり、ほとんどの人は①をやりたがるのですが、長女は②が得意です。
目で見て、番地を振り分けて、分類をする能力に長けているのです。処理時間も早く間違いもありません。年末年始だけでも5年間もやれていたのはそういう事ですね。
しかし、電話に出ながらメモを取りするとか、2つの事を同時にするのは苦手です。
だから接客業は難しいわけです。コンビニにしてもレストランにしてもお客さんの事を気にしながら別の作業をしなければなりません。
このように、能力に凸凹があるわけです。
小児療育相談センターの先生は、
『自分で仕事を探すのも良いのですが、失敗した時の落ち込みが激しく、そこから復活するのに時間がかかるのでお勧め出来ない。
本人が自分のことを受け入れ納得してくれれば、手帳を取得して、障害者雇用を利用した方がよい』との事でした。
また、この年齢になってからの診断は本人がきちんと自分を受け入れ納得する事、理解する事が重要であり焦りや煽りは禁物。
少しずつ長い時間をかけて行く必要があり、就労までにはまだまだ何年もかかるそうです。
まずは、実際に決められた日時に動いて先生の話を聞きに行き理解を深めなければなりません。
そこから人とのコミュニケーションの取り方や、方法を学ぶ、そこに通えなければ意味がありません。
そうすると私の出番になるわけです。何とか家の中でも理解を深め、その場所に行く必要性を分かってもらわなければならないからです。
現在、彼女が外に出かける為には2〜3時間の時間がかかります。それは何故か?
自分が決めた方法を崩すことが出来ない。寝坊したからといってルーティンを端折る事も出来ない。
臨機応変に動くことが最も苦手な事だからです。
私は今まで長女をとにかくひきこもりにしない為の診察、日常生活での対応。
次女もこのまま全寮制フリースクールではなく、この先の進路のために地方の学校を休暇を取って見て回る。
係長の仕事に穴をあけたところを埋めに休日出勤するなどして補填してきました。
しかし、こんな事をずっと続けていたら、心身ともに壊れました。
でも、私が仕事ばかりに没頭していたらどうなるか分かりますか?長女はずっとあのままです。
人間は楽な方が良いに決まっているので、家にいて何もしなくても文句を言われなければそのままです。
親が率先して動かないから、世の中のひきこもりは減らないのです。
20歳で養育費もなくなっても、この先のずっと長女を養ってあげる事は出来ません。
私達が死んでも自分で何とかして生かなければなりません。
しかしやはり発達障害という部分がある以上、簡単には行かないのです。
どんなことでもやってみるという事が、なかなか出来ないのです。
すでに東京での一人暮らし、岡山のシェアハウスでの生活、どれも長女は自分でやめて戻ってきてしまっています。
発達障害の人達は嫌な事を我慢してやるということがとても難しいです。
発達障害だけではなく、今の若者達はそうかもしれません。
でもそれが顕著に現れる、そして本人もどうする事も出来ないのは、脳に機能障害があるからです。
少し腰を据えてやらないといけないのです。
このまま行くと係長職を失い仕事も失うかもしれません。
しかし10年後も変わらずひきこもりでは困りますよね。
だから今なのです。
長女の対応はあなたには難しいでしょうから、こちらが引き受けます。
しかし経済的に非常に苦しくなります。
そのせいで、頑張っている次女にまで影響が出てしまうのを避けたいのです。
ですから次女の学費面については、どうぞよろしくお願いいたします。
あなたに今して欲しい事。
そしてあなたにしか出来ない事。
ほんの少しで良いので、長女の特性について理解すること。
長女は本当はこんな自分を父親に理解して欲しいと思っています。
頑張ってるねと褒めて欲しい。それはこの自閉症スペクトラムの特徴でもあります。
怒られると萎縮してしまうが、褒められると才能以上のものを発揮する。
とにかく長女の素晴らしさについて考えてあげてください。
あなたの対応が適当ですと本人に分かります。真剣に向き合ってあげてください。
そして長女に引きずられることなく、次女には次女の道を歩んで欲しいので、そのバックアップをお願いします。
最後にこれだけの内容を読んで既読スルーをしないでください。
そういうあなたの部分は娘たちもよく知っており、あなたの事を嫌いになっている一因でもあります。
こちらの問いかけや意見に対して、一言でも返事をするのが人として最低限必要な事ではないでしょうか?
それは嫌いな人に対してもです。感情を含めたくなければ事務的でも返事ができるはずです。
子ども達は親のこういう部分を見て、自分たちが大切にされているか?を判断しています。
自分達がLINEをすると返事が来るのに、母親が父親にLINEをすると既読無視になる。
これを繰り返していると本当に心底嫌われます。
自分達が世話になっている母親を侮辱されたように思うらしいのです。
ですから様々な感情はあるでしょうけれど、そこは大人の対応でお願いします。
あなたが苦労してお金を工面したり、何かを買ってあげたとしても、
母親に対する対応がLINE既読無視というだけで、評価がダダ下がりです。
それでも構わないという事であれば良いです。
私が本当にあなたから返事が欲しい場合は他にもやり方はいくらでもあるので…
ただ、せっかく色々子ども達に対してやってあげても、私に対する対応が既読無視というだけで、残念な結果になっている事だけお知らせしておきます。
これに対して元夫からの返信
いつも確りしたら文章に感心させられます。
子供達の事、宜しくお願いします。
分かりました。きちんとした正解がないのが子育てなので手探りですがやってみます。
余談ですが、先日成人式での長女の着物姿はいかがでしたでしょうか?
本人は嫌がりましたが、写真と実物では違うのだと諭して、あなたに見せに行きました。
ボソッとでも、おっ!綺麗と言われた事は本人にも残っており良かったと思います。
ひきこもりの子達の中には、成人式にも出られない人がいますが、長女はきちんと区切りがつけられて良かったと思ってます
お気遣い頂き大変感謝して折ります。
彼女にとても合った色合いだと感じました。
そのように伝えておきます。
着物を購入するしないという件では、長女は父親から邪険にされたとの印象でしたので、
極力ネガティブな反応ではなくポジティブな反応をしてもらえると助かります。
一度、相手へ不信感を抱いてしまうと修正に時間がかかりますので、よろしくお願いします。
そんな事で?…。と思うかもしれませんが、正月早々の長女の連絡無視がそれを物語っているのではないでしょうか?
私が間を取り持たなくても、良い関係になってもらえる事を切に願います。
さぁこの後は、次女の高校進学の学費の交渉になっていきます。
私はこの頃からは、元夫に対したまに文句はあっても、最後の最後には感謝の言葉で締めくくる、
または丁重にお願いする、という事をやっていきました。
直接電話をして話すと感情が声から漏れてしまいますが、
LINEであれば、どんなに腹のなかにドス黒い思いがあったとしても相手には見えませんし、伝わりません。
そしてどんなにドス黒い思いがあっても良いのです。
相手に感謝の言葉が文字で伝わると不思議と良い方向に動いていくのだという事を肌で感じていました。
まぁもちろんこの元夫は一筋縄ではいかないので、少しするとまた残念な対応をしてくるのですが…
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