原油小幅続落 | よそうかい - トレーダーの独り言 2

原油小幅続落

NY原油は小幅続落。

イースターの連休を控え、全般的には動意の薄い展開。イランに拘束されていた
英兵士の解放を受けた売りが残り上値を重くするものの、ガソリンが直近の
高値を更新する展開となる中で積極的に売るむきも出てこない。結局は64ドルを
はさんだ比較的狭い値幅での上下を繰り返す格好となった。

製油所は春先の定期点検を終了し、ドライブシーズンに向けガソリンの生産を
本格化させる時期に来ているが、本日はそれに水を差すようなトラブルが
相次いで伝わってきた。BPのテキサスシティー製油所では落雷、先月から
FCCが追試しているインディアナ州ホワイティング製油所では新たに火災が発生。
エクソンモービルのボーモン製油所ではガス漏れ騒ぎ、ライオンデルの
ヒューストン製油所では原因不明のトラブルでFCCが停止と、
把握しているだけでもこれだけをすぐに挙げられる。

前日の在庫統計でガソリン在庫が500万バレル以上取り崩されたのを見ても
分かるよう、製油所の生産能力はかなり下がってきている。消費した原油に
対する石油製品生産比率も下がってきており、稼働率の推移で見る以上に
製油所のトラブルが深刻な可能性も高い。一部では製油所トラブルは
ガソリンの上昇につながる一方、原油消費を鈍らせ原油には弱気に働くとの
意見もあるようだが、逆立ちしてもこれには賛成できない。やはり、今の時期は
ガソリンが上昇すればそれに連れて原油も値を伸ばしていくと考えるのが筋だ。