原油続伸 | よそうかい - トレーダーの独り言 2

原油続伸

NY原油は続伸。イランを巡る国際的緊張が高まっていることや、
製油所事故を受けた石油製品価格の上昇が下支えとなった。

先週金曜に英国軍の水兵ら15名を拘束したイランは、週末に
国連安保理が新たな制裁決議を採択したことに反発、IAEAの
査察活動の一部を制限する意向を示した。久しぶりにイランを
巡る情勢が緊迫したことから原油にも買いが集まっているが、
ニュースの派手さに比べると、どうも動きが緩慢という印象を受ける。

最後まで63ドルの大台を抜け切れなかったところにも、
そうしたものが表れているのではないか。

本日はそれよりも、製油所トラブルを受けた石油製品が600ポイント以上
急騰したのが目に付いた。BPは本日になって 22日にインディアナ州
ホワイティング製油所で火災が発生していたことを発表、流動触媒装置
などが稼動を停止しており、再開の見通しも立っていないという。
日量41万バレルの生産能力を持つ製油所のトラブルだけに、
市場への影響も大きい。

このニュースを受けてガソリンは2ドルの大台をあっさりと上抜けている。

それにしてもBPは節目節目で決め手となるトラブルを起こしてくれる。
死者まで出したテキサスシティー製油所の事故解明はほぼ終了したが、
コスト削減のために安全管理を怠った同社の体質は、一製油所だけに
とどまるものではないだろう。あれから徹底的に安全対策が講じられて
いるはずなのだが、BPのトラブルがよく目に付くのは確か。

さて、今回は何処まで問題が露呈するのだろう。