ガソリンの高値更新で原油も強気 | よそうかい - トレーダーの独り言 2

ガソリンの高値更新で原油も強気

NY原油は限月間でまちまち。

明日納会を迎える期近4月限は手仕舞い売りに押される一方、
期先はガソリンの上昇を好感し小幅ながら値を伸ばした。

ガソリンは先週EIAやOPECが相次いで弱気の見通しを出したことから
先行きにやや不安が広がったが、結局は本日の上昇で直近の
高値更新となった。製油所稼働率の回復で需給が緩む可能性が
あるのは確かだが、今のところそこまで心配する必要はないようだ。
ガソリンが堅調に推移する限り、原油も引き続き強気見通しを維持することにしよう。

週末には中国人民銀行が0.27%の利上げを行い、好調だった需要が
伸び悩むのではとの懸念が広がったが、こちらも大きな影響は見られず。
中国が金融引き締めを行うのは、それだけ経済が強いことの表れとも
取ることができるし、仮に効果が表れるとしても半年以上先のことだろう。
中国の需要は相場への影響が大きいだけに、注意して推移を見守る
必要はあるが、現時点で必要以上に神経質になる必要はないと思われる。

また、市場では先週末に明らかにされたエネルギー省による戦略備蓄
積み増しも意識されているようだ。5月には400万バレルの積み増しを計画、
1994 年以来で市場から直接買い付けるという。買付は7月まで続くと見られる。
大まかな計画は既に織り込み済みとはいえ、具体的な計画が出てくると市場の
雰囲気も変わってくるだろう。日量10万バレルを超える需要が
新たに出てくるのだから、春の不需要期とも言っていられなくなる。