大豆続伸
シカゴ大豆は続伸。
コーンに大きく売りが膨らんだにもかかわらず、日中を通じて
堅調な相場展開が続いた。ブラジル北部の一部で雨による
収穫の遅れが見られていることや、アルゼンチンの運送業者の
ストで輸出が滞るのではとの懸念が買いを支えたようだ。
米国の作付が前年から大きく減少するとの見方も引き続き下支えとなっている。
ただ、ブラジルの収穫の遅れはごく一部の地域だけのようだし、
雨が品質に大きな影響を与えない限りいつまでも強気材料とはならない。
アルゼンチンのストも、過去の例を見る限り長く続くことはないだろう。
こうしたものだけを理由に強気に傾くことは、リスクが高い。
米国の作付動向は確かに大きな材料だが、事前に様々な情報が
飛び交っており、どの程度の水準ならば市場が強気に反応するのか、
正直言って見えなくなってきた。USDAの推定などは他の民間機関に
比べるとかなり弱気だが、それでも買いが膨らむのだろうか。
作付期に雨が多くなれば、コーン作付の時期を逃した農家が仕方なく
大豆に戻ってくる可能性もあり、こちらもあまり強気一辺倒に取るのも
考えもの。コーンも含めた米国の農産物市場全体を考えた場合、
基本的に強気見通しで良いのだが、こうした材料が一時的に
大きく売りを誘う可能性も否定できない。
コーンに大きく売りが膨らんだにもかかわらず、日中を通じて
堅調な相場展開が続いた。ブラジル北部の一部で雨による
収穫の遅れが見られていることや、アルゼンチンの運送業者の
ストで輸出が滞るのではとの懸念が買いを支えたようだ。
米国の作付が前年から大きく減少するとの見方も引き続き下支えとなっている。
ただ、ブラジルの収穫の遅れはごく一部の地域だけのようだし、
雨が品質に大きな影響を与えない限りいつまでも強気材料とはならない。
アルゼンチンのストも、過去の例を見る限り長く続くことはないだろう。
こうしたものだけを理由に強気に傾くことは、リスクが高い。
米国の作付動向は確かに大きな材料だが、事前に様々な情報が
飛び交っており、どの程度の水準ならば市場が強気に反応するのか、
正直言って見えなくなってきた。USDAの推定などは他の民間機関に
比べるとかなり弱気だが、それでも買いが膨らむのだろうか。
作付期に雨が多くなれば、コーン作付の時期を逃した農家が仕方なく
大豆に戻ってくる可能性もあり、こちらもあまり強気一辺倒に取るのも
考えもの。コーンも含めた米国の農産物市場全体を考えた場合、
基本的に強気見通しで良いのだが、こうした材料が一時的に
大きく売りを誘う可能性も否定できない。