ラ・ニーニャでコーン、大豆は大幅高
シカゴコーン・大豆は大幅高。
コーンの上昇や中長期的な天候見通しが支えとなり
寄付きから大きく上昇、連日の高値更新となった。
朝方には中国人民銀行が預金準備率を0.5%引き上げ
10%にすると発表したことで、この先需要が伸び悩む
のではとの懸念が広がったが、結果的にはほとんど
材料視されることもなかった。
民間の気象サービスがエル・ニーニヨからラ・ニーニャへ
気象パターンが変化するとの見通しを出したことが、
より大きな注目を集めたためだ。
ペルー沖の海水温が周囲より低くなるラ・ニーニャは、
春先の低温多雨や夏の乾燥気候をもたらすとされ、
米国の農産物にとってはエル・ニーニヨよりも始末に悪い。
悪天候で作付けが予定通りに進まなかった場合、コーンに
とっては致命的なものとなる恐れもある。その場合結局は
大豆の作付けが増えるという弱気の面もあるのだが、
その後の乾燥気候を考えれば微々たるものだろう。
春から夏の天候を今からあまり気にしても仕方がないが、
ただでさえ強気材料が多いところに更に一つ追加されると
言うことで、素直に強気に取っておいてよいだろう。
コーンの上昇や中長期的な天候見通しが支えとなり
寄付きから大きく上昇、連日の高値更新となった。
朝方には中国人民銀行が預金準備率を0.5%引き上げ
10%にすると発表したことで、この先需要が伸び悩む
のではとの懸念が広がったが、結果的にはほとんど
材料視されることもなかった。
民間の気象サービスがエル・ニーニヨからラ・ニーニャへ
気象パターンが変化するとの見通しを出したことが、
より大きな注目を集めたためだ。
ペルー沖の海水温が周囲より低くなるラ・ニーニャは、
春先の低温多雨や夏の乾燥気候をもたらすとされ、
米国の農産物にとってはエル・ニーニヨよりも始末に悪い。
悪天候で作付けが予定通りに進まなかった場合、コーンに
とっては致命的なものとなる恐れもある。その場合結局は
大豆の作付けが増えるという弱気の面もあるのだが、
その後の乾燥気候を考えれば微々たるものだろう。
春から夏の天候を今からあまり気にしても仕方がないが、
ただでさえ強気材料が多いところに更に一つ追加されると
言うことで、素直に強気に取っておいてよいだろう。