4ドルコーン? | よそうかい - トレーダーの独り言 2

4ドルコーン?

OPECはどうやら19日にカタールで緊急総会を開くようだ。
日程が延期されるとの発言も一部にあるようだが、
会合自体がキャンセルされることはないだろう。

次の問題は、そこで日量100万バレルの減産が
加盟各国の割当量を含めてきっちりと合意できるかどうか。
これで足並みが揃わないようなら元の木阿弥だ。

その次に、非OPEC産油国の協力をどこまで
取り付けられるかというのもあるだろう。

実際、アメリカに一番多く輸出しているカナダなどは
担当閣僚がOPECの減産に追随しないとの発言をしている。

最近は非OPEC産油国の生産余力も大したことないから、
OPECが減産した分、輸出を増やすということはないとは思うのだが・・・

以上の条件を満たせば、確かに需給はある程度引き締まる。
今月末あたりには本格的に反転し始めるのではないだろうか?
政治が絡む問題だけに、あせって飛びつくと痛い目に遭う。
じっくりと推移を見守ることにしよう。

それよりも、やっぱりコーンが面白い。

13日発表の輸出成約も、100万トンを大きく超える好調さ。
何度も書くが、需要が引っ張っている相場は、崩れにくい。

取組高が急速に減少しているのを見ても
ここまでの上昇が大量のショートカバーによって
もたらされたのは明らかで、それらが一巡する頃には
ある程度の価格調整が見られるだろう。

だが、米国内の在庫率が10%を割り込むという
強気のファンダメンタルズが維持されるようなら、
そこから来春にかけて更なる上昇が始まるはずだ。

95-96年の5ドル超えはちょっと厳しいが
4ドル前後までは値を伸ばす可能性があると見ている。

気になるのは、投機筋のポジション構成。

CFTC建玉報告によると、ファンドがオプションを
あわせて20万枚以上のネットロングに対し、
小口投機家が10万枚以上のネットショート。

このところずーっとこういう状態なのだが、
あまりにもいびつ過ぎはしないか?
強気筋に都合よく考えれば、大量のショートを抱える小口の投機家が、
このところの急激な動きにたまらず踏み上げるとのシナリオもあるが・・・

こうしたいびつさは、どこかで解消されるのは確かなのだが、
まあ、こちらはあまり期待しないでおこう。