OPECの本気 | よそうかい - トレーダーの独り言 2

OPECの本気

今日の原油は大きく売りが先行。

先週OPECが日量100万バレルの減産を発表、
今週早々にも正式な声明が出されると見られていたのが
いつまでたっても発表されないことが嫌気された。

おまけにOPECの盟主サウジが11月のアジア、欧州向けの
原油出荷量を10月から据え置くと発表したからたまらない。

先週減産の報道を受け60ドルの大台を回復した際、
彼らの足並みが本当に揃うのか懐疑的な見方をしていたが
果たしてその通りの展開となった。

OPEC加盟国が少し減産を口にするだけで
相場が1ドルも2ドルも上昇しているうちは
彼らも本気で生産を減らす気はないだろう。

中長期的には米景気の回復(今の株高はかなり怪しいが)に伴うものや
季節的な暖房需要の伸びなど、相場を下支えする可能性のある材料は結構多い。
ナイジェリアの治安悪化も本当はもっと材料視されても良い。

何かきっかけさえあれば、いつ反発してもおかしくないはずだ。

今のところ、市場の注目度からして、
やはりOPECの減産ということになるのだろう。

100万バレル以上本当に供給を減らすのならともかく
いい加減な減産では需給バランスを変えるまでには至らない。

だが、OPECが本気になったというメッセージが
しっかりと市場に伝われば、相場は下げ止まるはずだ。

ただし、何度も書いているように、
彼らがすぐに一致団結するとは思えない。

50ドル台前半まで下がらないと、
尻に火が付くこともないような気がする