3回目の今日は、「エメラルドの伝説」です。エメラルドの伝説は、GSブームが絶頂期だった1968年6月にザ・テンプターズがリリースした作品で、オリコンのランキングチャートでは1位に輝きました。
テンプターズのボーカルはのちに俳優として活躍することになる萩原健一(ショーケン)です。
このエメラルドの伝説もそうですが、やはりGSの詩はストレートで短いですよね。この曲も、サビの繰り返しの部分があるので、歌詞の言葉としては非常に少ないです。
この詞、突然「湖に君は身を投げた」で始まるんです。ちょっぴり衝撃的じゃないですか!
しかも、この後に、「君」の思い出やら、回想やら、何やらが詩に描かれると思いきや、「逢いたい、君に逢いたい、緑の瞳に僕は魅せられた」から「緑の水に口づける」で思いは昇華されます。
要は、何が言いたいのかと申しますと、湖で自殺してしまった君にもう一度逢いたいのであり、思い出を語りたいとか、君を思い出したいとか、そういうことじゃない、ただただ、「もう一度君に逢いたい」が端的に表されている部分に、ささやかな感動を覚えたのであります。
しかし、湖に身を投げた「君の瞳の色」に湖の色が変わって、その湖を「君」だと思って口づけるなんて、情景を描くとなんだか…。現代ではこういう作風って、古臭いって思われちゃうんでしょうね…。
「エメラルドの伝説」
湖に君は身を投げた 花のしずくが落ちるように
湖は色を変えたのさ 君の瞳のエメラルド
遠い日の君の幻を 追いかけても空しい
逢いたい 君に逢いたい 緑の瞳に僕は魅せられた
湖に僕はひざまずき 緑の水に口づける
遠い日の君の幻を 追いかけても空しい
逢いたい 君に逢いたい 緑の瞳に僕は魅せられた
湖に僕はひざまずき 緑の水に口づける
逢いたい 君に逢いたい 緑の瞳に口づけを