かつてバトラーツを主宰していた石川雄規選手がカナダに渡ることになりました。
バトラーツに留学していたジョー・バスコ(=サンティーノ・マレラ、現WWE)が開く総合格闘技道場「BATTLE ARTS」にコーチとして招へいされたのです。
石川選手が日本を離れる寂しさはあるのですが、驚きと期待がそれを上回っています。
小さな、小さな団体だったバトラーツ。
選手とスタッフ合わせた数よりも少ない観客の前で試合をしていたこともあった。
傍から見ると「なんでそんなことやってるの?」って言われるような、骨身を削る闘いばかりしていた。
後楽園を酔わせて、両国さえも熱狂させたけれど、プロレス団体としては小さなままで幕を閉じたバトラーツ。
その象徴であった石川雄規が、今度はカナダで選手育成をする。
痛快じゃないですか。
だって『バトラーツの魂、石川雄規の教えが、海を越えて世界に広がるのか!』ということですよ。
これを痛快と言わずしてなんと言いますか!
カナダで石川選手がコーチしたバトラーツ戦士の逆輸入なんてのが実現するかもしれないのですよ!
カール・ゴッチさんから藤原組長に。
藤原組長から石川さんに。
そしてまた、石川さんから次の者へ。
ひょっとするとバトラーツの闘いは、日本じゃ狭すぎたのかもしれないな。
石川選手が日本を発つのは来月とのこと。
カナダでの石川選手の活躍と、「BATTLE ARTS」道場の成功を祈ります!
ご本人のブログのリンクを貼っておきます
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石川雄規のオフィシャルブログ【情念の部屋】 カナダへ