【ネタバレ注意!】新日本プロレスG1クライマックス優勝は!?(8月13日朝7時45分追記アリ) | プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

リングパレス育ち、北海道に住む50歳、ファン歴35年のプロレスバカです。
プロレスについてのアレコレやテレビネタ、日常の想いを綴ってます。
そして2016年からは母の認知症についても書き残すことにしました。


新日本プロレスのG1クライマックス。両国国技館で行われた今年の優勝決定戦のカードはカール・アンダーソン(Aブロック1位)vsオカダ・カズチカ(Bブロック1位)という顔合わせになりました。
ガンスタンとレインメーカーがどこで決まるか? 一進一退の熱戦を制して優勝したのはオカダ・カズチカでした。

今回のG1は新日本プロレスにとって本格的なブシロード体制時代の幕開けであると同時に、新たなるプロレスブームの始まりとなったのではないかと思います。
都内が中心ではありましたがラッピングバスや電車、駅構内での巨大広告等、莫大な経費をかけた宣伝活動は話題になりました。
参加18選手によるリーグ戦も好勝負の連続もさることながら、番狂わせがいくつもあって最後まで優勝争いが混沌としてファンの興味も最後まで尽きさせることがなかった。

そんななかでボクは開幕前に“レインメーカー”オカダ・カズチカの優勝を予想していました。
オカダを推した理由は簡単に言うと2つ。
まず、IWGPヘビーのベルトこそ失ったものの上半期の闘いを通してオカダの実力は「本物」だとファンにも浸透してきていて、ここで優勝すればその本物ぶりにさらなる箔がつけられると思ったから。
二つ目はオカダが優勝すれば後藤洋央紀に次ぐ「初出場・初優勝」だけでなく「G1史上最年少優勝」を手に入れられる。これは“ニュータイプ”オカダ・カズチカを擁する新体制の新日本プロレスを象徴する出来事になりえると思えたから。
はからずも今回は優勝予想がめずらしく(?)当たることになりました。

さて大事なのはこれからです。
ビッグマッチ後というのはややもするとエアポケットにハマりがちなもの。例年の“G1後”もその傾向がありました。
しかし今年に関してはその心配も無さそうです。
というのも最終戦の舞台となった両国国技館、その休憩時間に元・新日本プロレスの柴田勝頼と、あの桜庭和志(マスクをかぶっていましたが)の二人が姿を表し、新日本プロレスに対して「ケンカを売りに来た(柴田のマイクアピール)」というビッグサプライズがあったのです!
彼らが誰を標的としてどんな闘いを見せるのか? さっそく新しい闘いが始まったわけです。

ところで優勝インタビューの際にオカダの後見人である外道選手が、オカダを来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座に挑戦させることを宣言しました。
ちょっとWWEっぽい展開かなあ…と思いましたが、それでも先々まで見据えた流れや布石を早い段階から打っておくのはいいことだと思います。

これまでと似ているけれどもちょっと違う、そんな流れを見せ始めた新日本プロレス。
真の意味でのプロレスの復権、黄金時代の再来に向けて頑張ってほしいですし、ボクらファンも一緒に応援していきたいものです。


【8月13日朝7時45分 追記】
そういえばカール・アンダーソンは決勝で敗れたけれど、シングルプレイヤーとしてのグレードを一気に何枚もアップさせたと思う。
彼の決勝進出は他の外国人選手にとって大きな刺激になったと思うし、逆にそう感じてくれなければ困るとも思う。
ランス・アーチャーにはもっとハジケテほしいし(MVPには勝ってほしかった!)、シェルトン・ベンジャミンにはもっともっと新日本のリングに上がって欲しい。
日本人選手と外国人選手との対戦は、プロレスのなかでも一番わかりやすい図式だと思うのです。日本人同士の闘いが持つ独特の緊張感もいいのですが、今以上に一般層のお客さんを呼び込むためには「わかりやすさ」は大事。
かつて新日本はタイガー・ジェット・シンに始まりスタン・ハンセン、ハルク・ホーガンなど優良外国人選手を何人も育てたという実績があります。
まだまだ新日本には伸びしろがある、と思います。





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