グダグダなのは毎度のことだが今回の観戦旅行記はかなりの大作になっちまうなあー。
あ。こんなこと書いてるからグダグダになるのか
てなわけで、大阪プロレスIMPホール大会もいよいよメインエベント。
大阪プロレス選手権試合、王者・ビリーケン・キッドvs挑戦者・ヲロチ。
↓気合いの入った表情で登場の王者。
完全な脱皮を果たしたヲロチは黒ではなく全身シルバーのコスチュームに変態を遂げていた!
ここまでビリーのベビーフェース再ターン→王座奪取、ヲロチの“脱皮”という話題なども手伝って注目を集めた顔合わせ。
しかし軽量級の多い大阪プロレスですがそういう話題はあくまでもネタであって、メインの試合はタイトルマッチらしい重厚さのある展開。
ヒールユニット「JOKER」の一員であるヲロチも単に悪っぽいだけでなく、インサイドワークを駆使してチャンピオンを追い込む。
セミのタッグ選手権で感じた物足りなさとは対照的な試合展開。
大阪プロ=楽しいプロレスっていうイメージもあるんだけれど、やっぱりここ一番の見せるべき試合ではトラディショナルなプロレス本来のじっくりした攻防で観客の目を惹きつけていた。スカパーでWWEやメキシコの団体の試合も見るが、これは日本だけでなく万国共通なんだと思う。
逆にそうしたじっくりした攻防でお客さんを引き込む技量が無ければ、メインエベンターは務まらないのだろうとも思う。
それはそうと、ビリーのエスペランサ(変形の腕固め)って面白い技だよね。
そのエスペランサでビリーが粘り勝ち。
ヲロチの腰攻めで「アイタタタ・・・」と言いつつ、マイクを持つ。
そこへ現れたのはタダスケ。
ベビーフェース対ヒールの図式がキッチリしているのでこういう展開もわかりやすい。
プロなんだから頑張るのが当たり前かもしれないけど、大阪プロレスの若者たちは本当によくやってるという好印象が残る観戦でした。
ここ最近は「ローカル団体」が無闇に増えてる印象があるけど、この大阪プロレスやみちのくプロレスのように健全な、“あるべき姿のローカルプロレス”っていう団体は応援したくなるなあ。
ということで、大阪プロレス観戦記はここまで。
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