今日は朝から夕方まで再就職支援会社のガイダンスに行ってましたよ。
10時スタート、17時過ぎ終了。
コンサルタントのお話聞いたり、DVD見たり、初対面の人からお話聞いて1分間の“他己紹介”をしたり。長時間だったけれど面白いというかためになる内容が多かったですぜ。
拘束時間も長かったので、まるで久々に仕事をしているかのような感覚でした。
ああ、ハロワも行かなくちゃな(汗)
ところでタイトルに掲げた本題。
帰宅して晩メシをいただきながら夕刊に目を通していました。
震災以降、新聞は特別編成が続いています。北海道新聞も通常はテレビ欄の印刷される裏一面に、被災者の生活や救援作業に励む人びとの模様を伝えています。
そこに今日掲載されていた内容。
津波の被害に遭った港町で水産加工業を経営されていた方の話があって、その中で
「また、ここでやりたい。港の目の前が売りの商売だから」
という主旨のことを語っていたんだ。
でね、オレのなかでは
「えっ?!」
って感覚が生じたんだ。
だって、津波に襲われるリスクの大きな場所にとどまるってことでしょう? それを読んで、
「よしたほうがいいんじゃないの?」
って、まずは思った。
で、そのあと
「やっぱり生まれ育った土地、長年過ごした土地への愛着は誰にでもあるよな…」
っていう、全面的な賛成ではないけれど、わからないでもないって感覚を持った。
何十年前か、何百年前かに大きな津波を経験しても、人間は同じ場所に生活の場を築き、そして被災を繰り返してしまうという事実もある。
「危険だからやめろ!」と止めたい自分と、「気持ちはわかる」っていう自分がオレの中にいるんだよ。
この感覚って、理屈じゃないのかな…。
単純に「自己責任」ってひと言で片づけてしまえるものなのかな…。
いずれにしろ今日のオレには答えの出せない難問だと思ったのでした。