と言っても、いにしえの植木等さんの映画ではなく
大相撲の八百長問題を受けてのことなんでしょう。
しかし非プロ野球ファンの立場から見てもベース上でひと言ふた言、何やら言葉を交わし合う光景は
「何を話してるのかな?」
「あの選手とこの選手は仲がいいのかな?」
と、想像力を掻き立てられる場面でもあった。
今回こんな通達を出したが、これまでのプロ野球の歴史のなかで、その行為によって不正を疑われるようなことはあっただろうか?
こういう
「何かあったらマズイから、言われる前に予防線張っとこうぜ」
的な発想がやたらと増えている。
こんなもの、いわばアリバイ作りにすぎない。
揉め事が起きた際に
「いや、ウチはこうして対策を立ててました」
と言い訳を出来るようにしたいだけ。
誰も責任を取りたがらないだけだ。
野球ファンから楽しみのひとつと想像力を奪うだけにすぎない。
自分達のやっていることに自信があるならば、こんなナンセンスな発想は起こらないはずだ。
例のネットカンニング事件を受け、きっと大学入試会場への携帯電話持込禁止とか、“取って付けたような”対策も発表されたりするんだろうなあ…と、想像させる話題であります。