LTEテザリング と 固定回線ネットワーク | 負けても勝ちたい K のブログ

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流体力学を通して技術者を志す。
RPA(Robotic Process Automation)クリエーターを目指して日々精進。
実験好きの気ままなブログです。

尊敬する人:Steve Jobs、勝海舟
好きな言葉:Think different. 不屈の精神

7GBの上限設定は あるものの、
最も売れているスマートフォンのiPhoneで
テザリングが解禁になったことの意義は大きい。
 →7GBを超えたとしても、128kbpsで通信できるので、
   全く通信ができなくなるわけでは無い。
   イオンSIMを使用しいるが、そこそこ使えているので
    128kbpsに制限されてもなんとかなると思う。
   低速でどうしても我慢ができなければ、
   Wi-Fiスポットも使えるのでなんとかなるでしょう!

今まで頑なにテザリングを封印していた意味は
ネットワークのトラフィック負荷の問題もあると思うが
有線ネットワーク(光、ADSL)の衰退に拍車をかける恐れがあることも
その理由の一つであったと思われるからである。

ネット経由で動画を見なければ、
パソコン接続もテザリングで十分となり、
以下の3つのインフラ代を削り落とすことが可能となる。

 ・固定電話
 ・ADSL
 ・プロバイダー

ちなみに、私がそうしたとすると
大まかに 3600円/月 ぐらいは浮く計算となる。

これは結構な料金節約となる。
特に固定電話の利用頻度は落ちており
 もったいないと感じているが、ADSLを使っている以上、
 解約することのできない基本料金のようなものなので、どうしようもない。


 また、ここまでやってしまうと、
 自宅でそれなりにインターネットを使う私としては
 リスクがあると感じてり、
 今しばらくLTEの普及状況を見極める必要がある
  と感じているのも事実である!

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 事実、NTTの光回線の契約数の伸びは大幅に鈍化しているらしいので。
  孫さんがNTTに対して、『光の道』構想で
   光回線の分離、開放の要望を出していたような気もするが
   NTTは全く聞き入れず、NTTの施策は裏目に出ているような気する。
    →技術の進歩のスピードとNTTの考えていたビジネスモデルに開きが大きかったということか・・・
     何とも皮肉な結果である。

     やはり、孫さんの先見性が優っていたようだ。


    光回線の普及に関しては 万事休す とは言いすぎかもしれませんが、
     → 覆水盆に返らず っていうところでしょうか・・・

    今更いろいろやっても時既に遅しとは言えるでしょう。
    そもそも光回線の値段が高すぎると思う。


無線技術で大量データが高速で送受信できるようになると
自ずと不便な有線系の固定回線は衰退を加速させてしまうというジレンマがある。
そのバランスを取るための歯止めが7GBという上限設定の意味かと思われる。

今回、ソフトバンクは固定回線のセット割引を
前面に打ち出しているのは、
トラフィックの迂回と固定回線の顧客離れの歯止めという
一石二鳥を狙っているのではないかと思われるが
今後、更にLTEの技術革新が進むと思われ
固定回線の衰退は加速することが予想される。
 →料金体系を分析すると、ホワイトBB(ADSL)の料金は実質 500円/月 ということになる。
   そう考えると、固定回線は既に携帯電話の
   オマケのような値段設定になっているとも読める。


 便利すぎるのもどうかと思うが、
  それが人間の性なので誰にも止められない。
  結局、時代はそういう方向にどんどん動いていってしまうのである。

  このスピードを見誤ると企業衰退する!


楽天がイー・モバイルと組んでLTEサービスに進出するらしい
これは私の全くの妄想であるが
  この提携は
  イー・モバイルがiPhone販売に
  参入する布石なのではないだろうか?

  そもそも、イー・モバイルも元を正せば
  イー・アクセスというADSLプロバイダーが母体なので
  固定回線の衰退を肌身で感じていると思われる。

  イー・モバイルが
   携帯電話 万年4位 を脱するためには、iPhoneを売る以外に手はないでしょう!
   Pocket WiFiで無線テザリングを切り開いてきた先駆者としては
   次の一手が欲しいところだと思われるので!

   三木谷さんもLTE元年こそが携帯への参入のタイミングと見ているのだろうか?
   イー・モバイルは既にLTEのインフラを持っているので条件は整っている。
    →未だ、携帯に参入するとは言っていないが
     新会社を設立したという力の入れ方からすると、そういうことではないのか?

     何れにしてもこの新会社の今後の動向が注目される。