タバコを吸いながら「禁煙しなさい」 | アジアの季節風

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 自民党の政治改革案に対して、立憲民主党等が生ぬるすぎる等と批判している一方で、立民の幹部達が次々と政治資金パーティを計画していた事が明るみに出た。

 

 それがメディアで報道されても、岡田幹事長等は今は違法ではないから問題はないと当初は居直っていた。

 

 それに対して元同僚の国民民主の榛葉幹事長からでさえこんな批判(冷笑と言っても良いか)が出ていた。

 

《たばこを吸いながら「禁煙しなさい」と言っても説得力ないね。まず自分でやめないとね。パーティー禁止とおっしゃるならば、自分たちで範を示さないと迫力はないね。》

 

 中々的確な批判だ。さすがに岡田幹事長もこれはまずいと思い直したか、直前に迫っていた政治資金パーティを中止すると言った。

 

 その記事がこれ↓。

 

立民・岡田克也幹事長が開催2日前にパーティー中止を表明 「政治改革決着するまで」
2024/5/25 14:49


立憲民主党の岡田克也幹事長は25日、大阪市で27日に開催予定だった自身の政治資金パーティーを中止すると表明した。

 

青森市で記者団に「政治改革の議論が決着するまで控えた方がいい」と述べた。立民のパーティー開催禁止法案提出に伴う自粛の必要性はないとの考えを24日に示していたが、翻意した。

 

岡田氏や党幹部のパーティー開催を巡っては、立民提出法案との整合性を疑問視する声が上がっている。岡田氏は「政治改革に熱心ではないという印象を与えている」と語った。(産経ニュース)

 

 もう話にならない程お粗末な話だ。

 

 立憲民主党は自分達だって本音は政治資金パーティは止めたくはないのだが、一応止めようというポーズを取れば国民から支持される。

 

 だから彼らの真の狙いは、どうせ自民党に止めろと提案しても止められないのを見越して、一応提案だけしておけば国民に対して良い顔が出来るという事だ。

 

 つまり国民を甞めている偽善者なのである。

 

 自民も勿論どうしようもない政党だが、立民はそれ以上にどうしようもない政党だという事が、これだけでもよくわかるだろう。