自民党も行き付く処まで行ったか | アジアの季節風

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<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出
2024/3/8 11:30

 

近畿の自民党若手議員らが参加した昨年11月の会合で、主管した党和歌山県連が下着と見まがうような露出の多い衣装をまとった複数の女性ダンサーを会場に招いていたことが8日、関係者への取材で分かった。産経新聞が入手した動画には、ダンサーに口移しでチップを渡す参加者の姿も。費用は党本部や県連が支出したが、公費が含まれている可能性がある。

会合は昨年11月18日に和歌山市内の「ホテルアバローム紀の国」で開かれた「青年局近畿ブロック会議」で、党本部青年局の国会議員や近畿2府4県の若手地方議員、党関係者など約50人が参加した。

女性ダンサーが登場した会議後の懇親会にもほぼ同数が参加。動画では、少なくとも5人が音楽に合わせてステージや宴席のテーブル周辺で踊り、参加者にボディータッチなどをしていた。紙幣のようなものを口にくわえ、ダンサーに口移しで渡す参加者や、ダンサーの衣装に紙を挟み込んで尻を触る参加者の姿もあった。

近畿ブロック会議は例年、府県持ち回りで開催され、今年度は和歌山県連が運営を担当。会合全体の企画運営は和歌山県連青年局長の川畑哲哉県議(岩出市選挙区、3期目)が務めた。

費用については、党本部や和歌山県連の予算から事業費を支出した。党本部には政党助成金が支給されており、和歌山県連も例年、党本部から交付金を受け取っているため、費用の一部に公費が使われている可能性が高い。

川畑県議は産経新聞の取材に対し「彼女たちは世界的に活躍するダンサーであり、多様性の表現として出演を依頼したが、一部関係者から強い批判があり、真摯(しんし)に受け止めている」と釈明。和歌山県連幹事長の山下直也県議は「会合が始まるまで、こんな余興が準備されているのは知らなかった。何らかの対応を検討している」と述べた。(産経ニュース)

 

 自分達の金でどんな破廉恥なパーティーをしようが勝手にやればいい。男なのだから女の裸ダンスを観たい気持ちがあるのは私にも理解できる。

 

 だからそれ自体を批難しようと思っているわけではない。しかし遊ぶんだったらテメエの金で遊べ、と言いたいだけである。

 

 兎に角やることが世耕幹事長、じゃないセコ過ぎる(笑)。

 

 いくら言訳をしようが、自民党には国民から集めた政党助成金というお金が年間160億円近くも入っている。

 

 そのお金ではないとはいっても、お金に色は付いていない訳だから、一旦金庫に入れてしまえばどれもこれも同じだ。

 

 自民党は上がああいう風だから、青年局迄もが、どうしようもない連中の寄せ集め集団に成り下がってしまったと言っても良いだろう。

 

 勿論何人かの良心的な議員も残ってはいるようだが、あくまでそれはごく少数のようだ。

 

 いよいよこの大集団も崩壊する時期に来てしまったようである。というか実際にはもう20年以上も前にその時期は来ていた。

 

 小泉元首相が「自民党をぶっ壊す!」と言って首相候補に名乗りを上げた時点でだ。小泉氏のその言葉を国民は支持し首相に迄昇りつめた。

 

 それだけその頃の国民は自民党に愛想をつかしていたという証拠である。

 

 あの時実際にぶっ壊してくれていたら良かったのだが、それは掛け声だけに終わってしまい、逆に上手く生き延びさせてしまった。

 

 それ以降一度政権交代は起きたものの、それ以上に無能な民主党の無様さが露呈されただけで、再び自民党に政権は戻ってしまった。

 

 その政権がたまたま安倍政権だった為、7年8カ月も続き、自民党も少しはマシな保守政党に生まれ変わったのかなという錯覚を国民に植え付けてしまった。

 

 しかしそれは正に錯覚だったということが、安倍さんが亡くなった途端あっという間にバレてしまったという事である。

 

 自民党は根から腐りきっていた、という事が去年から今年にかけての一連の動きの中で明白になってきた。

 

 LGBT法案の非民主的な採決の仕方、世襲議員の多さ、女性局のパリ研修旅行、裏金問題、そして今回のこのバカ騒ぎ問題。

 

 もうこの集団には日本を任せることは出来ない。リベラルの皮をかぶった赤い集団が隅々まで浸食しているようで、とてもじゃないが保守政党とは言えない。

 

 これ以上この集団に日本を任せていたら、最早日本自体が音を立てて崩れてしまうことになるだろう。