公式本「日本保守党」を読み終わる | アジアの季節風

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アジアの片隅から垣間見える日本や中国、あるいはタイを気負うことなく淡々と語る

 今月の初めのブログに買ったと書いた「日本保守党」という公式本を読み終えた。

 

久し振りに本を買った | アジアの季節風 (ameblo.jp)

 

 本当は10日程前に読み終えていたが、他に書きたいネタも色々あったので後回しにしている内に今日までずれ込んでしまった。

 

 

 難しい本ではないので、読み始めるとスイスイ読めるのだが、なんせ最近の私は根気がないのでなかなか進まない。

 

 という事で以前なら1日で一気に読み終えられるような内容の本だったがだが、1週間(実質は3日)位かかってようやく読み終えた。

 

 内容はもう既に百田氏や有本氏の本やユーチューブなどで何度も目にしたり耳にした事ばかりなので、特別何か新しいものがあったという訳ではない。

 

 ただこうやって1冊の本としてまとめられ、この党の事を知りたければこれさえあれば大丈夫、というのが値打ちなのかなと私は思っている。

 

 この中には日本保守党の結党宣言から、党規約と綱領も含まれているし、この党を応援している40名の著名人達のメッセージもまとめて載せられている。

 

 以前にもこのブログで書いたが、ここに載せられている綱領を読めば、全くまっとうな事ばかりで、これをさらに具体的な政策に落とせば、日本は素晴らしい国になるだろう。

 

 それ以外にも百田氏と有本氏の対談も4本載せられているし、百田氏がこの本の為に改めて書き下ろしたと思われるエッセイも3本程掲載されている。

 

 そしてそれら全てに感じられるのは、日本をこのままにしていてはいけない、もっと豊かで強い国にしていかなくてはいけないと言う使命感と情熱の様なものだ。

 

 それはこの党を応援している人達にも共通する強い思いだろうし、皆さんが如何にこの党に期待しているかがよくわかる。

 

 そしてその裏には勿論現状の政治に対する深い絶望感があるのは確実だ。

 

 この思いがある限りこの党は大勢の人達に支持されるだろうが、なんせマスメディアからは忌み嫌われているのか、今の処は完全に無視されている。

 

 なので多くの人はまだこの党の存在すら知らないようだが、そのようなメディアの完全無視にも拘らず、今この本はもう既に11万冊くらい売れているらしい。

 

 本が売れない昨今で、しかも政治系の本でこれ程売れた本は珍しいと言う話だ。

 

 しかしもっともっと多くの人がこの本を手に取って、まずはこの党の名前を知り、そして国家観や歴史観を良く理解してほしいと思う。

 

 そしてこれからの課題としては、この本に書いてあるこの党の国家観、歴史観などを体現する為の議員をいかにして選んでいくかだろう。

 

 どんなに党の考え方が素晴らしくても、そこに所属する党員や議員が今の自民党のように腐敗してしまったらどうしようもないからだ。

 

 という事で兎に角この党には期待したい、というか今は期待するしかない。