ったく~クソ亭主が② | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

スミマセン、同じような内容で辟易するかもしれませんね。

他人様から見た我が夫婦の喧嘩は、漫才か仲良しの証しだと思われるようですが、当事者としては、いささか不満なのであります。

漫才になるのは、ひとえにワタクシ妻が出来た女房だからです。

夫と一度話してみたらわかると思います。

夫は、こちらの言うことに対して同意することはありません。

子どもたちに言わせると「否定」だそうです。

ところが本人にはそこのところなかなかわからないみたいです。

賢くても自分の性格はわからない。

残念な人。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

今日の「クソ亭主第2弾」は、昨夜から始まります。

私はエッセイクラブがあり、例会後にみんなとの懇親会をいつもの「焼鳥屋」でやってから帰ってくるので10時半くらいにやっと家に着くのです。

これでも結構飛ばして帰ってきたんです。

夫はいつものようにリビングでパソコンの前に座り仕事をしておりました。

パジャマを着ていたので、

「あら、お父さん、お風呂に入ったの?」

と尋ねました。

返事がありません。ん?

「お風呂、入ったんだよね?」

すると、ちょっと間を置いてから、

「今面倒な仕事しているから声をかけないで」

って言ったんですよ。

そんな言葉が発せられるなら、頭を一つ「うん」と頷けばいいことじゃないですか。

なんだよ、えらそーに!

 

それからちょっと経ってから、

「あ、お風呂ね、入ったような……」

なんて訳わからない言葉を発するものだから、全面的に無視!

「おお、今度はそっちが無視か」

わかってんじゃん、自分が無視したってこと、ふん!

 

そんな前日があって、今朝のことです。

夫は今日は仲間と定例のゴルフの日。

早朝は大雨だったのに、出かけるころになると晴れると言うツイテル男。

早く起きて、こういう時だけ、朝ご飯ちゃんと作って食べるんです。もっとも残り物が多いですけどね。

私も珍しく早く目が覚めたので、夫が薬やサプリの準備をしている横で、昨日エッセイ仲間が出版した本を読もうと、座って読んでいたら、話しかけてくるんです。

無視していたら、いろいろ質問してくるんです。

いやがらせ?

「あのね、私、本を読んでるの、邪魔しないで」

って言ってもそれを無視してしゃべりかけてくるんです。

「あなたさ、昨日、私に何て言ったの?」

「おお、おお、怒っているんだ」

って、結局私が振り向くような話題を振って来て

「それで?」

と言ったら、夫、したり顔。

いつもなら6時半に出ていくのに、今日は7時だって言うし。

すると、電話が入って、そっちへ行くから一緒に乗せてほしいと言うお仲間からのものでした。

「あら、いつものワガママジイサンは、今日はお休み?」

夫は吹き出しながら、

「あいつ、歩き方が変だし、先回も途中でリタイアしたんだ」

「熱中症だったんじゃないの?」

「初め、そうかと心配したけど大丈夫だった。すっかりジイサンになってるもんな。認知症かもしれん」

「人のことは言うのねえ。あなただって私から見たらボケ老人みたいなもんよ」

こういうのは夫は怒らないんです。

「あはは、そうか」って。

 

結局、本を読むのは諦めましたわ。