夫は、月曜の朝は早起きして、PGAツアーを見ています。
今日は「ロケットモーゲージクラシック」だったようです。
ま、大会の内容はどうでもいいのです。
その放映中に一人の選手のことを取り上げていたのです。
もちろん超一流の選手ばかりの中の若い選手です。
名前はわかりませんが、アナウンサーがこう言ったのです。
「彼は、お父さんとお母さんを楽させてあげたいから、一生懸命ゴルフを頑張るんだって言っているんですよね」と。
え!?今、なんと!?
「お父さーん、世の中にはこんな親孝行な子がいるのね。
お父さんとお母さんを楽させてあげたいなんて、なんて健気な子なのぉ~」
と、夫に振ったら、
「すごいねえ、うちの子たち、だれもそんなこと言ってくれないね」と笑った。
「私たち、どこで育て方、間違ったのかしら」
と、これまた冗談っぽく言ったら、
「そうだな~、昨日なんて娘が面倒見てくれるかもしれないって言ったら、あいつ『私は嫁いだ身ですから』なんて言うしな~」
って、夫も冗談を言い放つ。
昨日、「介護保険」の話になって、夫が婿殿に、
「介護保険、入ってる?」
って聞いたんですよ。
そしたら、婿殿、両親のためにちゃんと入っているって答えたんです。
その流れで、夫は「俺には娘がいる」って感じで言っちゃったんですね。
息子が二人もいるのに、娘にそんなこと言うかってね。
夫のところに、介護保険の勧誘のパンフレットがよく来るらしい。(笑)
ゴルファーなんて、大谷くんと一緒で、強ければ億単位で稼ぎますもんね。
きっとご両親が、そうなるまで世話してくれたんでしょうね。
だから今度は自分がお返しする番だと言ったんでしょうね。
ん?
うちの息子たち、聞いてる?