最近、何でもかんでもハラスメントにしてしまう傾向、どう思います?
こんなスズさんのブログもありました。
これは前にTVで聞いて知ってましたが、その時も言いがかりの何ものでもないと、憤りを感じたものです。
日本語を汚すなって本気で思いましたよ。
今見ている朝ドラ『虎に翼』ですが、小気味いいくらいのハラスメントのオンパレードです。(笑)
せっかく高難度な試験に受かって晴れて弁護士になったという寅ちゃんのところには、全く依頼が来ません。
理由は、「女性であるがため」です。
寅子の家に奉公していた元女中さんも、
「女の幸せより大事なものかどうか」よく考えるよう諭される場面も。
あげく、恋人だと思っていた岩ちゃんからも振られてしまう。
結局家庭に入ってくれる人を選んだってことですね。
そしてさらに寅ちゃんを苦しめるのは、独身女性の立場の信用度がどれだけ低いかってことです。
花岡に振られた寅ちゃんは、潔く両親に頼みます。
「社会的信用度と地位を上げる手段として結婚したい」と。
笑っちゃいますが、そんな時代だったんです。
もうこれだけ書いただけで、ハラスメントのオンパレードです。
「女性だから」←アウト!
「結婚しない女性は」←アウト!
さらに、お見合いを断ってきたお医者さん、
「女性の弁護士なんて怖そう」←もうアウト!アウト!アウト!
今や何でもハラスメントが付く時代。
性別を問うだけで「ジェンダーハラスメント」ですからね。
口述試験で、久保田先輩が1回目に落ちた理由は、多分、
「結婚する予定はあるか」
と問われて、
「その質問、試験に関係ありますか」
と反論しただけで、不合格。
これなんかまさに「セクハラ」です。
そうやって、時代が移り変わり現代に至っているわけですが、何でもかんでも「ハラスメント」と名付けて個人を護ろうとする傾向も行き過ぎはどうかと思ってしまう。
小中学校のいじめなんかは、まさにハラスメントのオンパレード。
これこそ罰せられるに値することを、しっかり教えるべきだと思います。
私は現役時代、いじめっ子に対して、
「相手が苦痛と感じたら犯罪に値する行為だよ。訴えられても仕方ない行為だよ。親にも迷惑かけることになるんだよ」
と何度も言ってきました。
すべてが罰せられる対象になるかどうかはわかりませんが、凄い数のハラスメントがあるのは確かです。
モノ言ったら、何かしらのハラスメントに引っかかりそう。(笑)