幻と化してしまった青春の場 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

土曜日、寝ようとテレビの前を通り過ぎたら、TBS系列の

『人生最高のレストラン』

が流れていた。

誰も見ていないから消そうと思ったら、大泉洋がゲストだったので、ちょっと寝るのを止めて見てしまった。

どうやら先週の引き続きで、番組初の2週連続の放映になったみたいだった。

さもありなん、大泉洋ならあり得ると思った。(笑)

 

この番組の対談の中で「ん?」となった場面があるのです。

二人、すなわち大泉洋とMCの加藤浩次です。二人共、北海道出身者です。

その対談の中で、

「もう俺なんか、卒業した小学校も中学校もないからな」

と加藤浩次が言ったら、大泉洋も、自分も小中と無くなっていたと言ったのです。(これ、逆だったかもしれませんが)

お風呂から上がってきた夫が、

「あなたと同じじゃん」

って言ったのです。

 

そうなんです、前にも書きましたが、私が過ごした小学校も中学校も今は廃校になってしまって、ペンペン草が生えていました。

私が通っていたころは、炭鉱が全盛の時だったので、町の人口も多く、小学校は町に2校、中学校は1学年10クラスもあるようなマンモス校だったのです。

炭鉱が廃ると、あっという間にゴーストタウンになってしまい、今や見る影もない状態です。

大人になってから知った時は、さすがにショックでした。

私が過ごした小中の思い出が、心の中にしか生きていないってことですから。

 

北海道出身者が味わう悲しい現実の一つなんだな~って、テレビを見ながら再認識したところです。