「強迫観念」 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

皆さんはこの「強迫観念」って感じたことないですか?

 

私は常に感じています。

もちろん病的な意味ではなく、いつも次に何をしないといけないというスケジュールが頭の中に詰まっているのです。

 

この「MUST」は時間単位で支配しています。

 

仕事をしていた時はもっとひどかった。

朝は何時に起きなければならない。

何時に職場に出かけなければならない。

そういうルーティンなことも含めて、常に縛られている自分を感じずにはいられなかった。

仕事がなくなって、この大きなプレッシャーはなくなったとはいえ、それでも未だに「MUST」が私を支配している。

 

今は4時過ぎると孫のお迎えがある。

それまでに家のことでやっておかないといけないことは全て終わらせておく。迎えから帰ってくると姑が帰っている。

すぐに夕食の支度に取りかからなければならない。

孫のお迎えも6時が過ぎると、姑の「帰れコール」がくる。

なので、保育園で孫くんに合わせてチンタラやっている暇などない。

 

すべてこれ「強迫観念」だと思っている。

 

何の関わりのない独り暮らしをしている人はどうなんでしょう。

好きな時に起きて、好きな時にご飯食べて、・・・って生活、やっぱり

楽かもしれないけど、嬉しくないよねえ。

私が「仕事辞めます」と上司に言ったら

「これからどうするの?」と聞くから

「好きなことして生きていきます」って言ったのね。(笑)

すると、上司ねえ

「いいなあ~、朝はゆっくり起きれるから羨ましいなあ~」

って言ったんですよ。

私、一瞬唖然としましたが、そのあと大笑い。

「え~、それがあなたにとっての幸せなことなんですか」

「とりあえず、ね。朝、ゆっくり寝ていたいよ」

ですって。

 

私、変な話、ここのところ立て続けに幻聴聞いてます。(あぶない?)

朝、散歩に行くのでいつも6時には起きています。

ところが、ここ数日、疲れもあってかぐっすり寝てたんです。

すると、「時間だよ」と耳元で声がして飛び起きたのです。

夫ではありません。

その次の日は、やっぱり時間が来ると時計がガタンと音を鳴らすのです。とにかく時間が来ると、何かしら私を突き起こす何かを感じるのです。これってやっぱり「強迫観念」??

 

寝坊助な私は高校時代、母に目覚ましがなかったら起きれないって

言ったことがあるんですが、母が

「大丈夫。枕に明日は何時に起こしてくださいって頼んでおくとちゃんと

起こしてくれるわよ」って言ったんです。

でも、今はその言葉、真実だと思っています。

 

人間って結局だれかのために、何かのために生きているんだって

再確認したような気がします。