楽しかった旅行から帰ってきたら「現実」 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

今回の旅行は1泊2日だったが、結構ハードスケジュール。


出発の朝は6時に集合して、我が家の車で駅まで送ってもらった。

今回の旅行の幹事の一人は私なので。

夫に手伝ってもらった。


名古屋駅近鉄特急7時半に出発のツアーだった。


帰りはこれまた夜の8時3分大阪発の近鉄特急で帰ってきたので

一人一人家まで送って行った。

なので、家に着いたのが11時過ぎていた。


姑は当然寝ております。

ショートは、入浴目的のためだけだったので、前日には帰って

きていたのである。

私が旅行に出ていることは、おそらく夫の口から初めて聞いた

ことになる。


朝、起きてきた姑、私の顔を見るや

「おはよう」とは言ったが、すぐに

「私の鞄の上にあるズボンねえ、洗っておいてください!」

と言い放った。

起きて早々、これかい。(`×´)


どうやら昨日の夜に夫に頼んだようだが、夫無視したらしい。

なので、半分怒っているようだった。(苦笑)

しかも私がいなかったから、余計に腹が立っていたかもしれない。


夫は雨だというのに、早朝ゴルフに出かけた。


なので、朝食は姑と私の二人。


ちょうどNHKの連ドラ「まれ」をやっているときだった。

いつもBSで観るので、7時半からだ。


まれのお父ちゃんが出てきて、クライマックスを迎えようとした

ときだった。


「受信できません」


って、画面が真っ暗になった。

「ほえ~~~~!!ちょっと待ってよ~」ヽ(`Д´)ノ


雨足が強まったので、BSが一時的に受信中断をしてしまったのだ。

「あら、テレビ壊れたんかねえ」って姑。

面倒くさいから返事しなかった。


なので、8時からNHKで仕切り直し。


その前に、ショートに持っていた袋を片付けろとうるさい姑。

とにかく自分のものはすぐにやってもらわないと我慢できない。

片付けようとしたら、夜のオムツがあったので、先にそれを

片づけた。

そうこうしているうちに、{まれ」が始まったので手を止めた。


ハイ、ばあちゃん、気に入りませーーーん。ドクロ


しかも、私、旅行から帰ってきてすっかり曜日感覚がおかしく

なっていて、姑が今日お風呂のあるデイだということを忘れて

いたのである。

もう一つのデイだと思い込んでいたのである。


その用意をしてくれない嫁にハラハラしていたんだと思う。(笑)


私は大詰めに近づいた「まれ」が観たくて、そんな姑の思惑

なんぞ気が付きもしない。


そして、さっき途中で中断してしまったシーンにさしかかったとき

だった。


「○○さん、私の下着ねえ、もうないやろか」


って言いだしたのである。

思わず私、

「おばあちゃん、ちょっと待ってください!後にしてもらえる?」

って言い返していた。


「まれ」を見ていたら、姑、また横から

「このお父さんってどういうお父さんかねえ。どうしょうもない

お父さんだねえ」って。

もう、うるさいんだよ!

せっかくの感動シーンをぶち壊すなって!パンチ!


で、終わってから

「さっきの下着の話ってどういうこと?」

って聞いたら、

「私の半袖の下着、まだありました?」

??????

「長袖にしてほしいってこと?」

「いやいや半袖でいいわね」

「ん?半袖ならいくらでもあるけど、気に入らないから買えってこと?」

「いやいいんだわね、あれば」


と、よくわからない会話が続くのである。


「いやあ、○○さんがいなかったから、お父さん洗濯してないと

思ってえ・・・」

「洗濯ならしてありましたよ。」

「あ、そうかね」

????


「それじゃ、カバンに入れてもらえるかね?」


ってやっと本題に入ったのだ。叫び


デイの支度をしてくれない嫁に

「用意お願いします」って一言いえばいいだけなのに、まわりくどい

ったらありゃしない。((o(-゛-;)


それでも、ようやく嫁のことも気になったのか、

「どこかに行ってきたのかね?」と聞いた。

「うん、姫路城」

「あれ、なんか長いこと修理していたとかいうんじゃなかったかね」

「うん、5年。真っ白になってたわ」

「あゝ、そうかね。そうだね『白鷺城』っていうくらいだものね」


いやあ、まだまだしっかりしてまっせ~うちの姑。ドクロ