H:避難所
U:運営
G:ゲーム
自治体で体験しました。
静岡県開発の図上シュミレーション。
東日本大震災から13年。
阪神・淡路大震災から29年。
そして今年1月の能登半島地震。
たいへん貴重な経験となりました。
被災経験や災害現場での医療の経験はありません。
ただ救急病院勤務だったので、担当する役割中心ながら、何年も、何年も訓練はしました。
なんとなく避難所で必要そうなことも想像していました。
でも机上シュミレーションですら予想以上に考えることが多いことに気づきました。
さらにNHKスペシャル。
いろんな人がいろんな苦悩をが抱えつつ、想像以上の役割を果たしておられたことを知ることができました。
生きている間に発生するか分からない。
発生する確率の方が少ないかもしれない。
それでも備えることの大事さを痛感しました。
少しずつ考えたことをまとめて行こうかなと思います。
記憶は残念ながら薄れていくので。
自分のブログを見返すことで思い出せるように。
HUGではまずは開設。
集まった人で運用を始めることとなる。
受付の設置、名簿の作成。部屋割りの確認。
人が集まれば役割の割り振り。備品や設備の確認と運用準備(小さなことでは備品庫の鍵の確認も必要)。掲示板の設置。
出来れば要援助者や感染隔離部屋と感染者用トイレの確保は行っておきたい。衛生品の配置と感染物廃棄用具と場所の確保も。汚れた靴や衣類を入れる袋や洗える水があるならその場所も考えた方がいいかもしれない。
余裕が出れば車避難者の待機場所の決定、ペットの隔離スペースやゲージなどの用具確保。
役割はリーダー、受付、避難所内総括、備品管理(資材、設備、食料品、衛生品、事務用品)は最低限欲しい。
外部から担当がわかるよう名札や出来ればビブスが欲しい。
さらに外部総括者(外部連絡担当や探索担当)。
人が集まれば二交代から三交代体制を目指したい。
受付では名簿作成とトリアージ。
家族連れ、要介護者や障害者、他国の人、怪我や病気を発症してる人など。
車避難可能か?持病はあるか?役割は任せれるか?怪我していないか?なにか病気を発症していないか?
どこに居てもらうのかを考えてトリアージと記録、他の避難所への案内など。
今日のHUGではここまでで終了。
いろんな意見の方が居ました。
体制の不備と改善を訴える人も居ました。和を乱すかもしれないけど、きっと実際はその人達も含めて運用していくしかないのだろうなと思います。
その後、避難所内、車避難者の不足品などの情報発信や外部からの情報伝達、急患対応(どこに行ってもらうか?近くの災害拠点病院やDMAT拠点などのトリアージ施設)や避難所内死亡者の対応(死亡確認や安置場所)も必要だろうし、自宅待機者に対する情報基地としての役割も必要になるだろう。
きっと想像以上の状況で想像以下の体制で臨機応変に動かなければならないのだろう。
多くの経験者の声や貴重な記録に意識して触れることを大事にしていきたい。