皆さん、おはようございます。
吉村涼子です。
15日は
未熟な子どもに要望を尋ねては「いけない」理由。
というタイトルで
おおくりしました。
それは14日の
「お祭りを存分に楽しんで自分を育む」というタイトルの
補足でもありました。
この数日間、札幌にお住まいの皆さんは
お祭りを楽しまれた事と思います。![]()
子育ては
とかく問題が色々と湧き上がり
厄介で苦しいものです。
でも、そう思う人は
実はチャンスなのでしたね。
カウンセラーの皆さんは
そのような苦しむクライアントさんを
是非チャンスの時期なのだと理解させて
ピンチをチャンスに変えるお手伝いを
して下さい。
カウンセラーの皆さんならもうご存知ですが、
自分の子どもの問題は
「実は親の問題」だということです。
ですから
子どもを何とか変えさせようと
クライアントさんを手伝うのではなく、
お子さんが犠牲になってまで、
親の問題の何を見て欲しいがために
そのような状態に陥っているのか
理解するようサポートしましょう。
よく「この子のここを直して欲しいです」
「この子のおねしょを止めさせたい」
「この子の非行を変えたい」
等々と
私の所へも
クライアントさんがいらっしゃいます。
そのクライアントさんは
何とかカウンセラーの話術で
子どもを変えさせたいのです。
でも変わる必要があるのは
お子さんではなく、
当のご本人である場合が
ほとんどです。
カウンセラーの皆さんも
実践して行くにつれ、
そう感じていると思います。
変えて幸せにしたいのは
自分の子どもではなく、
自分自身だという事に
気が付ける人は
劇的にお子さんを変化させます。
自分の子どもを変えたい時は
頑として子どもは非行に走りつづけるのに…
それを止めて
自分を変えて行くごとに
子どもが非行をやめていく。
皮肉なような
メカニズムです。
アダルトチルドレンなら
尚更のこと。
是非、自分のインナーチャイルドを
救い、癒す方に
目を向けて欲しいと思います。
さて、
そのための
チャイルド・ワークなのですが、
1にも2にも
「感情を感じる」
です!!
それが
できてから~~の
「自分育て」
10年いえ
20年も30年も
凍結してきた感情。
それを感じる事ができるとは
すごい事!!
だからこそ、
感情を感じる事が出来た人は
「これで安心」と
自分育てのワークを止めてしまいます。
そうなれば
また問題が発生してしまいます。
いつまでも
問題解決の「イタチごっこ」が
続いてしまうのです。
自分育てのワークに
進みましょう。
そして継続させましょう。
依存症回復には
このような忍耐強さが
必要です。
カウンセラーの皆さんも
忍耐強くサポートしてあげて下さい。
さて先週の復習はこれくらいにして、
15日は
未熟な子どもに要望を尋ねては「いけない」理由。
というタイトルの補足をしたいと思います。
自分の子どもの
言いなりになる。
自分のインナーチャイルドの
言いなりになる。
この
未熟な子どもの
言いなりになるのは
たいへん危険です。
自分のインナーチャイルドの言いなりになれば、
まさに人生は汚染されてしまいます。
どうにも機能しなくなり、
人生が上手くいかなくなってしまいます。
だからこそ、
未熟な子どもには
リクエストに聞いて応えては
いけないのでした。
では、
何故、「今日何が食べたい?」と
聞いてしまい、要望に応えてしまうのでしょうか?
1つに
幼少期に親の要求に
常に応えねばならない虐待された状況にいた。
2つめが今日のタイトルにもある
「すてきな自分になって酔いしれたい」という欲求から
です。
昨年にも
このような内容で綴りましたので
リブロしてみましたので、
この後もどうぞご覧ください。
思い出せるでしょう。
「すてきな自分になって酔いしれたい」という
欲求を言い換えると
「子どものリクエストに応えて、良いお母さんと思われたい」
という欲求が見えてきます。
子どもの好きなもの、
食べたいものを
与える事は
愛情だとも
勘違いしている場合も
あります。
先日、ご紹介した著書にも
「子どもが食べたがるものを準備するのは
愛情の証だと思う人が多いようですが、
全く逆です」
と述べています。
このメカニズムは
恋愛・結婚の問題にも
応用できます。
男性が
「一生懸命に働いて、お金を与えれば、
愛情を示したことになる」と
勘違いするのと似ています。
先日綴りましたように
相手が旬の知識や
冷蔵庫に何が残って入っているのか
知らない状況で
「何が食べたい?」と尋ねるのは
適切でないのです。
愛情を示せた。
与えた。
それができた自分に
酔いしれたい。
気持ちは良く理解できますが、
豊かな人間関係は構築できません。
子育てに悩む人、
恋愛・結婚で悩む人は
この「すてきな自分になって酔いしれたい」を癒すことを
お勧めします。
自分を癒し、
適切に育てることが出来た人は
人間関係を劇的に改善させることが
できます。
是非カウンセラーの皆さんも
「すてきな自分になって酔いしれたい」という自分を癒し、
クライアントさんのも
癒してあげてましょう。
そうして幸せの輪を
広めて欲しいと思います![]()
昨年の記事も
思い出して実行下さいませ。
