皆さん、おはようございます。
吉村涼子です。
2月20日で
今日は[歌舞伎の日]2月20日に2020年を思う。
というタイトルで
おおくりしました。
そこでタロットカード20番の
カード「審判」について
綴ってみましたが
いかがでしょうか?
「2」という数字の
意味するところが
とても興味深く私は思っているのですが、
読者の皆さんも
そう感じて下ったのではないでしょうか?
さてその「2」ですが
今月は2月ですから
これは一層、「2」について
考えて過ごそうと今月のテーマにしました。
さて「2」続きが3つもあった昨日ですが
地震のため
今日の記事をお届けしませんでした。
「20」という数字について
20日に綴りましたので、
その続きである「21」という数字について
ようやく
今日はおおくりしたいかと思います。
20日の記事にお伝えしたように
タロットカードの大アルカナカードは
「21」で終わります。
それは「世界」という名の
カードです。
「20」の審判のカードから
読み解くには
20までの試練を乗り越えた先に
この「世界」に到達するようだと
綴っていました。
この「世界」のカードは
まさに弱い自分を救った後に
やって来る「到達」「達成」「成功」など
成し得た意味が
勢ぞろいします。
その到達した世界とは
いったいどのようなもの
なのでしょうか?
それがタロットカードには
描かれています。
はい、月桂樹の葉の輪の中で
女性が裸でおります。
これはこだわりや執着を
脱ぎ捨てた姿を
表しているそうです。
そうですね、見栄や虚栄といったものは
とにかく着飾り、物を持ち
デコレートが多くなりますものね。
それをこうしたものは
裸体で表現するようです。
自分をしっかり持ち、
他者と比較せず、
自分自身をしっかり認め
愛する姿は
まさに「成功」そのものかもしれません。
先日、「りゅうちえる」さんを
お手本にしていると
お伝えしましたが、
読者の皆さんも分かりやすいと
思います。
男性特有の
筋肉モリモリの強さではなく、
自分の弱さもよく知っているという
「強さ」
その「強さ」は
まさにピンクであり、
タロットカードでは「11」の「力」というカードに
描かれていました。
ここでも「11」という数字で
たすと「2」という意味合いが
出てきます。
ただこの「11」はマスターナンバーと言い、
「1」を強めた意味合いの方が
大きく出ます。
「1」は男性性そのものの
数字です。
でもタロットカードには「乙女」が
描かれています。
「21」のカードも女性が
描かれています。
女性が優位というのではなく、
女性性、陰の質の強さを
私はここで感じずには
いられません。
「11」の「強さ」「パワー」「力」といった
タロットカードは
「1」の意味合いが強いものの、
1と1をたした「2」も
遠くに意味があります。
20日にも綴りましたが
「2」になるには
まず「1」から。
「1」の要素である
まず「自分から」が
重要なのは
ここでも
感じられると思います。
20で蘇り、
「2」と「1」で「21」の「達成」へと
到達するのですが、
この完成は
やはり「最後」では
ありません。
月桂樹の輪が
「終わりは始まり」を
意味しています。
そのサイクルに
終わりが
ない事も
月桂樹を束ねている
「赤いリボン」が
永遠のカタチで表現されています。
つまりインナーチャイルドを癒し、
自分の願望が達成されたとしても、
「次、行ってみよう~」という事。
私たち人間に
成長の終わりは
ありません。
死ぬまで
勉強であり、
精進であるのでしょう。
私たちの人生の創造は
常に始まり終わりを向かえ、
永遠に続くのを
「世界」のカードは
表しています。
ですから
私は「チャイルド・ワーク」のレッスンでは、
自分の欲望を満たしてもらえたのなら、
今度はインナーチャイルドが
ワンダーチャイルドに変わった存在に対して、
もっと奉仕へと進みましょうと
ご提案しています。
自分のインナーチャイルドを癒し
その幸福感を
身近な人たちにも
おすそ分けしてあげようというものです。
シェアリング(分かち合い)
です。![]()
ワンダーチャイルドは
魂やハイヤーセルフとも言うかもしれません。
その高潔な存在が
望む人生は
もはや見栄や虚栄の世界とは
無縁です。
ありのままで
豊かに生きるとは
いったいどのような人生でしょうか?
それは奇しくも
私たちが幼い頃に
すでに「していた」事では
ないでしょうか?
ありのままに自由に
遊び、(それが仕事でした)
悲しければ、我慢せず
すぐ「泣き」
腹がたてば、我慢せず
すぐ「怒り暴れ」、
喧嘩しても
すぐに仲直りをし、
どんな未熟な親でも
認めようと努力し、
受け入れ、愛してきた
幼い頃です。
豊かさを自分のものだけに
留めず、
豊かに分かち合った
遠い過去を
思い出せるでしょう。
「21」のタロットカードである「世界」は
「20」の「審判」を乗り越え、
蘇った先に
待っている世界です。
途切れる事のない「豊かさ」を
手に入れた
純粋無垢の子どものような存在を
目指したいものです。
世界のカードは
そこへ到達した輝きを
感じる事ができます。
到達し、達成した姿は
まさにセレブリティー(祝福)された存在です。
『私は何のために生まれて来たのだろう・・』
その答えが
ここにあるような気がします。
全てから祝福される存在、
全てを達成させる存在に
なるために
私たちは生まれてきたのでしょう。
今日はそれを考えて過ごすのも
いいかもしれません。
皆さんに人生の方向性が
見えますように~~![]()
