皆さん、おはようございます。
吉村涼子です。
8日は
「失敗は成功の元」どんな体験も葬らないで。自分を許せば相手も許せる。
というタイトルで
おおくりしました。
失敗を恐れず、
受け入れて
過ごせるようになると
いいですね~。
私も日々、それに向けて
精進中です。
え?
まだなの!?
ですって?
はい、そうですよ~。
私は自分のネガティブな部分は
一生消えないと
思うようにしているのです。
「できた!ネガティブを消したぞ!」って
思った時は
「終わりだ」と
思うようにしているので。
日々、謙虚に
自分と向き合って、
心の平穏とと共に
過ごせたらと思っています。
さて、8日に
このような文章を綴りました。
世の中の風潮や道徳、文化は
この許すというモノを
美化する。
というものです。
そうです。
自分が自由になるためのモノなのに、
世間から褒められるから
世の中が「良い事」としているから
「許す」では、
スタート地点が違います。
スタートは
あくまでも
自分が自由になるから
「相手を許したい」のです。
そこのところ
くれぐれも、
よろしくお願いします。
この内容をもう少し
お伝えしたいと思います。
というより、
あまりに前過ぎて
忘れている人もいらっしゃるかもしれません。
「許す」のテーマで
今月は進めていますので、
思い出しましょう~~☆
「許す」行為は
ステキです。
でも機能不全の家庭に育った人は
文化や社会の刷り込みを
「それ」と思い
自分の思考に
取り組みやすいのです。
幼少期において家庭から
「基本である自分」についての概念を
教えてもらえないからです。
自分のアイデンティティが
確立されていないまま、
社会にだされると、
家庭において「役割」で生きて来た人は
「役割」をアイデンティティとして
貫きやすいのです。
そこへ
世の中の風潮や道徳、文化は
この許すというモノを
美化する。
という事を見てしまうと
「美化」という
「ステキ~~♪」に
気持ちが突っ走って
しまいやすいのです。
8日にも綴りましたように
スタートは
あくまでも
自分が自由になるから
「相手を許したい」
のですが、
許す事から得られる
莫大な自由なパワーのためが
動機になりずらいのです。
それは清酒創りで言えば
「清酒」であり、
ステキ~♪に見える自分は
その「酒カス」のような
ものなのです。
でもスタートが
素敵に見えるから始めたい!としてしまう人は
多いものです。
私もその一人(笑)
日々、自分と真摯に向き合っていないと
その素敵な自分に酔いしれたいがために
「行動」してしまう事が
多々発生してしまいます。
そこで私は
アファーメーションを取り入れて過ごすよう
工夫する事もあります。
「素敵な自分になって酔いしれたい」
という自分は居ないかどうか
確認するためです。
「素敵な自分になって酔いしれたい」
という自分の正直な思い、
真実を
まずアファーメーションで
確認します。
するとアファーメーションを与えられた
私のインナーチャイルドは
ホッとしたり、
喜んだり
します。
『あ、いいの??』とか
『ああ、そうなの、わたしって世間からステキ~♪って言われたいの』
『そんな素敵な自分に酔いしれたかったの~~』
『なぜって、自分に自信を無くして来たから・・』
『そうかあ~~! わたし!!』
『自身が無くなっていたんだ! 癒して欲しい傷が出て来たのよ!』
自分の中の
深い、深~~~~~~い所から出てくる
真実。
それをアファーメーションで与えると
インナーチャイルドは
安心します。
真実は
隠しようにありません。
が、インナーチャイルドは無意識レベルに居て、
その真実をひた隠しで
生きて来ました。
それに
「光」を
「当てる」
のです。
すると真実を示されたインナーチャイルドは
どんどん自分の中の「闇」を
吐露してくれます。
世間から
社会から
周りの人から
「賞賛されたい」
という乳児期からのニーズを
思い出してくれるのです。
そうすると
『もうそんな必要な無い!』と
我に返ってくれます。
外の世界に
自分の闇を投影しなくてもいい。
自分が自分を
「しっかりと評価できる」から。
そんなしっかりとした思考が
支えてくれるように
変化します。
外の世界から
「ステキ~♪」と称賛されたいわけではないのに、
知らず知らずのうちに
ハマっていたと
思え出せるのです。
それこそが軌道修正です。
ステキ~♪な自分に酔いしれたい
子育て中の皆さんなら
「素敵な母親になって、そんな自分に酔いしれたい」
と思っていなかったか
チェックしましょう。
どんなにストレスを感じても
「母は強し」とか
「母の愛は海より深い」
などと言う外の世界の観念を
自分に無理矢理与えていないかどうかです。
「子どもは天使ですよね、だからイライラする私がいけないのですよね?
もっと忍耐強くなるよう頑張ります!」
そのようなクライアントさんが
いらっしゃいました。
ところが私は
「いいえ!子どもはゴジラです!!それが正常に発達した子どもです」
と伝えます。
現実はリアルです。
子どもの発育について
学習していく「チャイルド・ワーク授業」では
これをしっかり学べます。
なのに、
機能不全の家庭に育ち、
本来、子どもは未熟で生まれ、
養育の過程で
発達していくという
当たり前の情報を
受け取れずに育ってしまいます。
そこで
外の世界の
「子どもは純粋で天使のようにかわいい」というフレーズを
そのまま受け取り、
「天使の子どもを女神のように接していて素敵な自分」に
酔いしれてしまいます。
そして、
そこに合わない自分を
非難し落ち込むのです。
「天使な子どもに
私は沈着冷静に対応し、
ステキなお母さんでいます」という
素敵な自分に酔いしれたい。
それは心の奥底にある
インナーチャイルドのニーズです。
そんな素敵な自分に酔いしれたいのです。
インナーチャイルドを解放してあげましょう。
「もう、酔いしれなくていいわ」と。
お父さんからの愛情を
いつまでも求めてる中年の男性が
いらっしゃいました。
このクライアントさんも
「立派に活躍する自分に酔いしれたい」という思いで
スタートしていた事に
気が付きました。
自分が納得いくから
「したい」のに、
いつしか幼少期に取りこぼして来た欲求が
男性を支配していたのです。
そして立派になればなるほどに
そんな自分に酔いしれて
いい気分になっていたのに
気が付けたのです。
彼のインナーチャイルドは
酔いしれたいのですが、
本当の自分は
本当にやりがいがあるから「する」という
動機で始めたかったのです。
「子どものアトピーの改善のために
料理を頑張る母」が
動機なのに、
「頑張るお母さんが素敵~」に
酔いしれてしまうと
目的意識からズレてしまいます。
私はずっと以前
「いつでも寛容な素敵な教師で、酔いしれたい」が
ありました。
そして寛容で入れた時は
『なんて素敵~~私って♪』と
酔いしれたのです。
(;^ω^A
今では
「そんな素敵な教師でもう居るし、必要ない!」と
インナーチャイルドが思ってくれているので、
「しません」(笑)
生徒の皆さんにも
等身大の私をお伝えできています。
「先生は気が短いの~~」などと
平気で
ありのままの私を
表現しています。
まあ、気がラクです(笑)
(*^o^*)
チャイルド・ワークが
なかなか上手く進まないような気がしたら、
このスタート地点
「素敵な自分に酔いしれたい」から
始めていなかったかどうか、
ブレていなかったかどうかを
確認しましょう。
素敵で居る必要なんてないのです!
もう充分、素敵なのですから!
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
