皆さん、おはようございます。
吉村涼子です。

防犯防止やその他の事情により
書いた日と掲載が遅れています。
ご了承ください

 

 

今日の着物はピンクです。

そして帯は名物裂(めいぶつぎれ)の

組み合わせ~~♪

 
 
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今年は「愛」がテーマ。
だから外せないのがpink。
 
先日も
ピンクの着物で出かけましたが、
今回着るのもピンクだ~!!と
このpinkの訪問着にしましたラブラブ
 
ただ、今回は自分の持っているお着物。
 
ピンクなのですが、
うすいライラックカラーのグラデーションで、
童顔な私には甘すぎないお色です。
 
それでいて、前回のように渋みのあるPINKでは
ありませんので、
お顔の色もくすみませんドキドキ
 
お着物の知らない読者の皆さま方向けに
説明しますと、
写真のように柄がお袖、
肩から胸まで、
裾などまで広がっているものを
訪問着と言います。
 
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訪問着は
お着物の中でもフォーマルな格付けです。
(一方、超カジュアルが浴衣です)
 
ですから、結婚式や授賞式など
格式の高い場所に着ていきます。
 
でも、昨今はそのような機会が
少ない上に、
格式のあるお席で、
カジュアル服でもOKになって来ました。
 
そこで私もなかなか着て行く機会がなく、
パーティや講演会など限られていました。
 
やはり豪華で華やかな訪問着は
目立ってしまいますから。
 
そこへ
「今年はお着物をもっと楽しもう~☆」という
目標をインナーチャイルドと持ちましたので、
 
今日はめでたく
着る事になりました。
 
気軽な食事会なのですが、
裾まで長いコートを羽織れば
目立ちません。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
 
これも私のインナーチャイルドからの囁きの
おかげですキラキラ
 
これに合わせたのは
「名物裂」の帯です。
 
お着物が豪華な訪問着なので
帯を抑えることで
結婚式っぽく見えないよう
バランスを取りました。
 
帯上げはお着物が
くすみのない淡いピンクなので、
あえて渋めのピンクで、
柄に濃い紫のあるもので、
お着物のピンクとライラックの色の組み合わせを
お揃いしました。
 
帯は着物が訪問着なので
格式のある組紐しか結べません。
これまたPINKで統一感を
出してみました~~ラブラブ
 
 
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この帯も
自分で買ったお気に入りの一品です。
 
当時、茶道を極めたい!!と
真剣でしたので、
光らない奥ゆかしい帯が
必要だったので。
 
ちなみに茶道では
年始の行事である「初釜」などは、
訪問着と同じように
帯も豪華でOKなのですが、
通常の茶会は「利休」さまの習わし通りに
渋めでなければ
なりません。
 
そこで茶道のお稽古で、
いつも締めていける帯を
探していたのですが、
この「名物裂」を見た時、
「これ!!」と即決して手に入れました。
 
ところが!!
大好きでも
茶道にご縁がなくなり渋すぎて
この帯は
まさにタンスにゴンな状態でいました。
 
昨年も1度も締めずにいたのです。
が、今回はこの名物裂に風を当てたい!!
と思いようやく念願叶ったという経緯です。
 
実はこの帯、締める際に
長さを変えると
違う柄が
楽しめてしまうのです。
 
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帯だけでも
この違いです。
 
 
 
そして
やっぱり小物がねラブラブ
お伝えしたものです。
 
帯揚げは
なんとネコちゃんなんです。
 
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着てしまうと
帯の上にうっすら渋いピンクと
濃い紫しか見えませんでしたが、
濃い紫の部分は
実はネコちゃんでしたキラキラ
 
ネコちゃんの上には
食べちゃった後の
お魚の骨♪
 
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締めてしまえば
見えない帯上げに
このデザイン性。
 
日本文化のすごさを
私は感じます。
 
いつも一人で
「いいなぁ~」と思っていたのですが、
今日は皆さんにシェアできて
ネコちゃんも嬉しいのではないかと
思います。
 
今日はこのお着物で
お食事を楽しみますが、
着てしまうと
当の本人である自分は
よく見えません。
 
ましてコートを着てしまうので、
見えるのは
一緒にお食事をする人と
お店の人ぐらいでしょうね。
 
よく「おしゃれは自分のためだけのものでは、無い」と
綴って来ています。
 
私のお金のメンターが
常日頃より言っていたので。
 
今日も皆さんに
ご紹介しますね。
 
「おしゃれはな。出会う人、道ですれ違う人を癒すために
するんだ。美しいものを着た人を見て、相手が癒されるんだ」
 
「おしゃれしなさいと言うと、皆小さいのを付けるんだ。
それは自分だけが楽しむエゴなんだ」
 
このお言葉を頂いてからは
おしゃれは会う相手のためにする「愛」で
おこなうもの、に
なりましたラブラブ
 
相手が見えないような帯上げでも
気を抜かずに(笑)
 
お着物にはそんな見えないようで
何かしらの際に
ふと、ちらりと見える部分も
大事にしているように思います。
 
その細かい気配りが
「おもてなしの心」なのかと
感じます。
 
さて・・・
次回はその細かいところ、
お伝えします!
どうぞお楽しみに~~~♪
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ