皆さん、こんにちは。
吉村涼子です。

今日は皆さんからのご質問を
ご紹介します。
今日のご質問はこれです。

Q 「質問します。アラノンに参加しています。つまらないです。居る意味がありますか?」

ご質問、ありがとうございました。
以前、ブログで皆さんからのご質問を頂いて
お応えしていましたが、
受付を終了した今でも
ご質問をお寄せ頂いております。

私が考案した「チャイルド・ワーク」に
興味を持たれて頂き
本当に感謝しております。ありがとうございます。


さて「アラノンの会」の参加ですが
私は
「たいへん素晴らしい」と思います。

その理由は
私が考案した「チャイルド・ワーク」にあるように
「自分の声」を聴くという姿勢が
基本にある会だからです。

心に幼い傷を持った自分は
どこかで、
いつかは癒さなければならないものです。

そうでなければ
その「傷」は
人を変え
物事を変え
時間をおいて
再び再生されるからです。

「インナーチャイルドのヒーリング」を14日間で行うという
私が考案した通信プログラムのテキストにも明記したように
「チャイルド・ワーク」とは
「自分の本音を聞く」という事が
大前提になって来ます。

それだけ世の中は
自分の考えや思い、
ひいては感情には
「うとい」ように環境が整っているのです。

仕事に疲れていても
「感じないで済む」ものが
世の中に溢れかえっています。

ドリンク剤しかり。
サプリしかり。
入浴剤に
ゲームやテレビなどの映像。

マッサージ機や
ヒーリング手法が山ほどあります。
(でもこれらが悪いと
言っているのではないので
あしからず)

ところが、
「疲れ」を感じないでいて
気が付いたら手遅れの病気になっていた、
パートナーが居なくなっていた、
なんて事はよく耳にする事です。

それだけ「チャイルド・ワーク」は
自分の声を聞くという事は
大前提であり
重要な事なのです。

けれども、世の中は
本音で話す環境は多くはありません。
本音で話すことには
リスクもつきます。

そこで安全な場所で自分と向き合うという
アラノンの会は
素晴らしいので、
多くのカウンセラーは
依存症の治療には
カウンセリングと会の出席を条件にしているのです。

さて、
そこで
「つまらない」
というお言葉を評価したく思います。

このご質問をお寄せ下さった「あなた」は
たいへん素晴らしいです。

「つまらない」
という自分の声を聞けているからです。

そう、声を聞くと、
次に進めるのです。

次のステップに。

だから「チャイルド・ワーク」ってすごいと思いますね。
じゃあ、次のステップに入りましょう。

続きはまた明日に。
まずは「つまらない」という声を聞けた自分を
褒めましょう。

もちろん、本音を話してくれた「インナーチャイルド」には
感謝しましょう。

「話せる」だけ信頼してきたインナーチャイルドも
「聞く」ようになれた大人の自分も。
たいへん素晴らしいです。
その信頼関係を
今日は評価して過ごして下さい。