吉村涼子へお手紙(レポート)を
多数の方よりお寄せいただき感謝です。
ご応募はメールにてレポート添付としてお送りいただくと
たいへん助かります。
レポートをまとめる事で自分の中を整理整頓でき、
心のやすらかさを感じていただけるようで
何よりです。
皆さんもぜひお試しくださいませ。
今回はこちらの方からのお便り(レポート)です。
B08さん、ありがとうございました。
吉村 涼子講師からのお返事について詳細は
後日(二週間後の予定)に掲載の予定です。
(吉村カウンセリング研究所事務局)
B08さんからのお便り(レポート)
チャイルドワーク歩行期を終えて
感じることを遠ざけていたなと痛感しました。
嫌なことに耐えるために、楽しむことも遠ざけていたな、
リラックスも元気回復もすべて遠ざけて、ただ無意味に耐えていただけだと感じています。
自信のない仕事にとりかかり、なんとなく不安がある時、
知らず知らずに陥いってしまいます。
チャイルドからの手紙に「やってみたいことあるよ。」
という言葉に涙がこみ上げました。
今まで、義務感だけで行動している自分が見え、愚かでかわいそうに感じたからです。
「やらなきゃ、やらなきゃ。」「きっと、期限までに仕上げられない。」
そういう不安から解放されたい一心で行動しているのだと思います。
その一方で、「やってみたい!」「やらせて!」
とういう気持ちが自分の中にあったと思うと、愛おしく感じました。
そして、そんな純粋でパワフルな気持ちを無かったことにして、
とにかく不安からの解放にやっきになってしまうパターンを見ると、
何て意味のないことをしているのかしらと思います。
「毒を蜜に変える」という先生の言葉を思い出します。
私は、仕事の不安やお見合い相手の不快な一面など、嫌なものを拒絶してしまいます。
早く解放されたい、逃げたい、となります。
毒を毒のままに放置しているって、こういうことなんだと感じます。
もし、仕事に不安な自分にもっと感情を向けられていたら、
ケアできていたらなと思います。
私はいつも受け身で、
時間が解決してくれるのを待つことが多いように思います。
仕事も、期限がくると完成度が高くても低くても一応ひと段落します。
少なくとも、期限までに仕上げられるかどうかの不安から解放されます。
結局、毒のままで終わらせてきてしまったんだなと思います。
感じている自分をしっかりとキャッチして、ストレスを解消していきたいと思いました。
2.結婚について
私にはチャイルドワークが絶対に必要だと思ったのは、
私は男性とフェアな関係を築けない女だと感じたからです。
それは、結婚する気はないとはっきりと意思表示している男性と7年付き合い、
車1台分位のお金を貢ぐような付き合いをしていたことが、
たまたまアンラッキーだったからでは片づけられないと感じたからでした。
私の失敗を許し、私の不安を全身で受け止めてくれる存在でした。
私自身がもてあます、私のネガティブな感情の処理を彼がしてくれていたので、
当時の私はとても元気でのびのびと自由に生きていたように思います。
でも、お金を貢いでいた。
私が、もうお金を渡すのをやめたいと懇願したときも、
彼は、「お願い。」「いいから、いいから。」とはぐらかし、
問題は放置されたままでした。
無責任に、肝心な問題は放置して、
目先の欲しいものだけ奪い合う関係です。
私は仕事の不安、彼は金銭的な不安。
無責任でした。
自分の魅力は、私自身にあるのではなく、お金が魅力なのかと思うと、
私は価値のない人間と言われているようで傷つきました。
別れるのにはたいへんなエネルギーが必要でした。
私にとっての精神安定剤を手放さなくてはならない不安と恐怖は大きかったからです。
何度も、別れた後に私から電話をしていました。
そのたびに、お金を貸してと言われ現実に引き戻され、
彼の優しさにすがりたかった期待を裏切られた気分に落ち込んで、
「やっぱりわかれなきゃ。」と思いました。
そうやって、ジタバタしているときに、
幼馴染のNちゃんがチャイルドワークを教えてくれました。
Nちゃんはずっと自立できず、ふわふわした生き方を
していました。
ところが、ある時出会ったNちゃんは、見違えるほど
綺麗になって驚きました。
何よりも話していると、凛として大人の魅力を感じました。
あれだけ、ふわふわしていた考えも現実的になっていて、
未来を考えて行動も伴っている事に
びっくりでした。
昔から知っているNちゃんなので、
宗教のようなもので変わった感じではないのは
よくわかりました。
聞くと吉村せんせいのカラーセラピーを受けている。
でもそれは他のカラーセラピーと違うの。
インナーチャイルド・ワークを取り入れて
実際に癒して、生活を変えてくれるの。
と教えてくれたのです。
ワークを受けて、
こんなに苦労して別れても、傷を癒さなきゃまた同じような男性をひきよせてしまうんだ!
それはやだー!と強く思えました。
そしてキッパリ別れる決意ができました。
またワークは、仕事を失敗する無能な受け入れたくない自分を認めてもらったり、
不安な気持ちを男性にケアしてもらっていたけど、
自分自身でしてあげられるんだ!ということを学び、
そういう豊かな女性に成長したいと思いました。
男性とフェアな関係を築きたい、結婚したい、妊娠・出産、子育てをしたい、
そう思いチャイルドワークを始めました。
ワークを始めて、どんどん変わりました。
この時代に給料が3万円アップしました。
それも簡単に。
不思議なくらい、先生に会ってワークを受ければ
お金が入ってきました。
先生いわく「お金も愛もエネルギー」という意味が
わかり始めました。
そして、面白いほど人生が楽しくなり
簡単にお見合い話しが入ってきて
お付き合いへと発展できました。
ところが、そこで私は「もうワークは休みたい」と
サボってしまいました。
そこで癒しを完成させておけば、私は結婚できたのに・・・
とたんに前の私のパターンに逆戻り。
そして私から別れを告げました。
今回は久しぶりの授業参加、そして個人カウンセリングでした。
個人カウンセリングで、なぜ結婚したいのかと尋ねられましたが、
答えがなかなか出ませんでした。
本当に結婚したいのか、ワークをサボっていたので
今までにもよくわからなくなることがありました。
それで、結婚のためにがんばろう!!
という気持ちではモチベーションがもたないこともありました。
ここにきて、したいしたいと思っている「結婚」も
表面や形だけの魅力で、
深く落とし込めていなかったんだと授業で気付きました。
「表面だけ繕う」「見せかけだけ」は、私のテーマとしてよく出てきます。
授業を受けなかったら、このテーマを忘れるところでした。
結婚のメリットとデメリット、独身のメリットとデメリットを書き出してみました。
そうすると、結婚は「不安からの解放」「安心が欲しい」になっていました。
経済的な不安、将来設計からの不安、
社会的に一人前でない不安を感じていることにも改めて気が付きました。
ここを癒していないから、私はお見合いの相手に
恐怖を感じてしまったのです。
そして、「愛がある」「2倍になる」ということが魅力なんだなとわかりましたが、
漠然としている感覚がありました。
独身のメリットは「自由」でした。
時間もお金も空間も人間関係も自由。
いつでも逃げ出せて、好きな時に向き合える自由。
私の描く自由は、無責任だなと思いました。
でも、その自由に安心をとても感じました。
私の求めていることは「自由と支配からの解放」です。
独身だとそれが保障されていると私自身が思っていることが新たな発見でした。
このままだと、結婚できるわけない感じでヤバいと思いました。
今、すべきことは何だろう。とにかく私は不安が多いです。
不安からの解放を結婚に求めていましたが、結婚前から不安
を解放できれば良いのです。蓋をしないように、手紙を書いて受け止めて
自分をしっかり癒していきたいと思います。
3.私が拒絶していること
私は、オドオドしている男性を見ると生理的に受け入れられない感じになります。
お見合い相手の人にも同じ感覚を感じました。
先日、彼をみかけました。
オドオドする私の嫌いなタイプの人なので、
会っても言葉を交わすのが億劫だなと思い会わないように避けました。
これも私がワークをサボっていたので
逃げてしまうパターンです。
次の日、目を合わせられませんでしたが、
雰囲気でエレベーターで一緒になっているのがわかりました。
ああ、メッセージなんだ、逃げても無駄なんだなと思いました。
覚悟を決めると、エレベーターを降りた後は彼の方が遠ざかって行ってしまい、
言葉を交わすことは無かったのですが。
彼の何にそれほどまでの嫌悪を感じているのか。
ワークをしてみました。
それは、相手が怒りや不快な感情を示すような気まずい空気の時に
オドオドする姿に「無様」「キモい」と感じていました。
猛烈に嫌悪を感じます。これは、私自身の反応でもあります。
自分の嫌なところを見せてくるので、
彼らに異常に嫌悪を感じているだけなんだなとわかりました。
このオドオドした反応は、父に怒鳴られた時の母でもあります。
私は、怒っている人を見ると動揺します。
その怒りが私以外の人に向いている時でも動揺します。
父と母を見ていて、父が怒っているときは最悪な気分になっていたからです。
居心地が悪くて、「もう、やめて!」と言いたいけど恐ろしくて、
逃げたいけど母を見捨てることに罪悪感があり、
その場を離れることもできず、
ただ、時間が過ぎて父が落ち着くのを待つだけの苦痛の時間でした。
一方的に父が母を怒鳴る姿を子どもの頃何度も目撃しましたが、
とてもつらかった。
だから、怒りに対しては特別に不快に感じてしまいます。
母が毅然と、堂々と、父の前でいて欲しかった、
戦うでもなく、勝つまけるでもなく。
そういう母を見たかったのだと思います。
怒りに嫌悪を感じても、怒りとして受け止めることができる、
そういう堂々とゆったりとした女性になりたいです。