日本でいちばん大切にしたい会社 樹研工業 | yosikuri2000のブログ

yosikuri2000のブログ

ブログの説明を入力します。

ガンにより3年半入院生活を余儀なくされた社員に毎月の給与、ボーナスまで全額、払い続けたのが樹研工業だ。結局闘病生活をしていた社員はなくなったしまったそうだが、それまでの給与を本人のもとに直接届けていたという。

この樹研工業に社員が入ると今では、同時に1,000万円の生命保険に加入するそうだ。掛け金は全額会社負担。社員に万が一のことがあれば生命保険全額その社員の家族が受け取れる仕組みになっている。大切な人を病で失ったご家族に対して会社ができることは、残った人たちの生活を支えてあげることくらいしかできないということで実施した。


入院した社員の給与はおろか、両親の病気や子供の病気などのやむをえない事情で長期間欠勤した場合でも、減給されることはない。


ある日、59歳の社員が胃潰瘍で入院したそうだ。社会的には定年間近な年齢ということもあり、弱気になっているその社員に松浦社長は手紙を出したそうだ。

「胃潰瘍くらいで会社を辞められると思っていたら大間違い。早く治して出社せよ。会社は忙しい。きみがいないから会社は大混乱だ。よその会社と違ってくたばるまで辞めさせないぞ。」という内容の手紙だそうだ。この社員は完治し退院し、現在70歳だが、社長から来た手紙がいちばんうれしく、読んでいて涙がでた」と現在も元気で働いている。


あるとき、入社2年目の若手社員が「私達も先輩が使っているCADを使いたいので1台買っていただけませんか」と言ったそうだ。松浦社長は駄目だといった。その理由が、

3人いるのに1台とは何事だ、一人一台ずう買いなさいといったそうだ。そうすると、三人の心に火がついて、猛烈に勉強を始めたそうだ。その三人は即戦力になっているという。


出張といえば社長や専務などの他、平社員まですべてグリーン車に乗るそうだ。移動中はどうせ寝てしまうから普通車でもいいと思いがちだが疲れているのだから寝るのは当然。それならグリーン車という快適な空間で疲れを癒し、その後いい仕事をできればいいという考え方だ。